経済学部の木暮ゼミが「灘の酒」リブランディングプロジェクトの最終活動報告会を開催しました
2026/03/02
経済学部・木暮衣里准教授ゼミの3年次生による大学コンソーシアムひょうご神戸「テーマ型企業理解プログラム(清酒)」の最終活動報告会を2月20日、神戸市中央区の兵庫国際交流会館にて開催しました。
木暮ゼミでは「灘の酒リブランディング」をテーマに、本年度は神戸市灘区の酒造企業4社(沢の鶴、菊正宗酒造、白鶴酒造、神戸酒心館)、兵庫県、神戸市、灘五郷酒造組合、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) の協力のもと、「灘の酒」の新たな価値の発見と提案に取り組んできました。
報告会当日は、酒造企業の担当者、大学コンソーシアムひょうご神戸、神戸市経済観光局、灘五郷酒造組合の関係者が参加し、1年間の集大成を発表しました。
- ■「灘のお酒は新しくてカッコいい!」を活動の原点に
- 【参考】経済学部の木暮ゼミが「灘の酒プロジェクト」の振り返りの会と中間発表会を行いました
報告会ではまず、ゼミ生たちが1年間の歩みを振り返りました。春のキックオフから、日本酒の発展の歴史と文化、今日の日本酒市場の状況、イベントの企画などについて講義で学び、酒造企業4社のインターンシップを体験。どの企業も、米・水・人をはじめとする「灘の風土」と伝統的な酒造りを守りつつ新たなチャレンジをしていることを知り、「灘のお酒は新しくてカッコいい!」という気づきを得ました。また、そこから日本酒の知識がない人でも自分に合うお酒がわかる診断ツールをつくることを考えたと報告しました。
- ■「診断×体験」がもたらした成果をデータで実証
- 【参考】経済学部の木暮ゼミが「灘の酒」リブランディングプロジェクトのイベントを神戸北野ノスタで開催しました
続いて、2月8日に「神戸北野ノスタ」で実施したPRイベント「バレンタインにチョコっと灘の酒 ~MNNS(My 灘の酒)診断で『自分にぴったりのお酒』を見つけよう!~」の結果を報告。ゼミで考案したオリジナル診断ツール「MNNS(My 灘の酒)診断」を活用し、8つのタイプに合ったゼミ生おすすめの「灘の酒」をチョコレートとのペアリングで提案しました。
診断結果とイベント参加者へのアンケートの結果、「イベントを通じて日本酒に興味が湧いた・もっと知りたい」と回答した人は90%に達しました。また、「女性は低アルで甘口を好む」という学生たちの事前の予想を覆し、実際には辛口や本格的な味わいの「クール派」が最も支持されたという分析結果となりました。さらに、アンケート結果を受けて、学生たちは新規層の開拓には「自分に引き付けた楽しい体験」の機会をふやしていくことが重要であると述べました。
■「次代へつなぐ」リブランディングのバトン
参加した企業や行政の皆さまからは、「学生ならではの『診断』をQRコードで提供するという切り口が斬新で、今後の自社イベントの参考にしたい」「甘口過ぎないお酒が食べ物と合うので、診断結果からの試飲数やアンケート結果に納得した」「学生が目を輝かせてお酒を勧める姿こそが、最大のPRになっていた」と高い評価を受けました。
最後に、ゼミを代表して大堂弥羽さんが「当初は日本酒に詳しくなかった私たちですが、活動を通じてその奥深さに魅了されました。今回作成した診断ツールやノウハウを次年度のゼミ生に引き継ぎ、灘の酒の魅力をさらに広めていきたい」と締めくくりました。
木暮ゼミでは次年度以降も地域の企業や行政などと深く連携し、「灘の酒リブランディング」の活動を広げて行く予定です。
- 4月18日:「俯瞰から学ぶ クリエイティブ思考講座」はこちら
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 永田宏和センター長 - 4月25日:「日本酒の市場動向とSAKE HUNDRED『現外』の物語」はこちら
株式会社Clear 人事・広報PR担当 古川理恵氏 - 5月30日:「日本酒と『灘の酒』の産業と文化」はこちら
宮水保存調査会 家村芳次副会長 - 経済学部の木暮ゼミが酒造企業4社を訪問しました
- 7月18日:経済学部の木暮ゼミが「灘の酒プロジェクト」の振り返りの会と中間発表会を行いました
- 2月8日:経済学部の木暮ゼミが「灘の酒」リブランディングプロジェクトのイベントを神戸北野ノスタで開催しました
