神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川裕幸講師が大丸神戸店でワークショップを実施しました

2023/05/16

子どもたちが花の収穫を行いました
子どもたちが花の収穫を行いました
ゼミ生らは、花壇のメンテナンスに何度も大丸神戸店を訪れました
ゼミ生らは、花壇のメンテナンスに何度も大丸神戸店を訪れました
菊川講師がブーケづくりのデモンストレーションを行いました
菊川講師がブーケづくりのデモンストレーションを行いました
色とりどりの花を使ってフラワーボックスを作りました
色とりどりの花を使ってフラワーボックスを作りました
菊川講師とスタッフを務めたゼミ生12人
菊川講師とスタッフを務めたゼミ生12人
大丸神戸店北側外廊沿いのショーウインドウでも 「もとまち こどもガーデン」の取り組みが紹介されています
大丸神戸店北側外廊沿いのショーウインドウでも 「もとまち こどもガーデン」の取り組みが紹介されています

現代社会学部 現代社会学科の菊川裕幸講師が5月14日、ワークショップ「もとまち こどもガーデン~兵庫県のお花を大切な人に届けよう~」の第2回目を大丸神戸店で実施しました。
この取り組みは、大丸神戸店と神戸学院大学が共同開催している「もとまち こども大学」のプログラムのひとつで、開催にあたり、兵庫県農林水産部農産園芸課花卉果樹班の協力を得ています。

大丸神戸店とは、 2018年に「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」を締結し、将来を担うこどもたちの創造性を高めることを目的としたプログラム「もとまち こども大学」を中心に年間を通してさまざまな取り組みを実施しています。

このワークショップには小学生10人が参加し、菊川講師進行の下、菊川ゼミ(3年次生)12人がサポートを務めました。2回目は、1日目(4月9日)に地植えをした兵庫県産の花々が成長した様子を子どもたちに観察してもらい、フラワーボックスに必要な量だけ収穫し、大切な人へのプレゼントとしてフワラーボックスづくりを行いました。

この日の為に、菊川講師の指導の下、ゼミ生達が何度も大丸神戸店を訪れて花壇のメンテナンスを行い大切に育ててきたことを話し、花に手をかけて大切にすることで、美しく咲いてくれることを子どもたちに伝えました。

ブーケやフラワーボックスに仕立てることで、花の美しさをより引き立てられることを、子どもたちに知ってもらうため、冒頭に菊川講師による花束づくりのデモンストレーションを行いました。色とりどりの花が手際よく花束に仕立てられていく様子に子どもたちは興味深々。会場は大いに盛り上がりました。

収穫を終えると、同店1階メインステージ前のワークショップスペースに移動し、注意点を伝え、フラワーボックスづくりを開始。収穫した色とりどりの花々をオアシスに刺していきます。「香りのよいローズマリーを入れたいけど、綺麗に入れられない」と小学生が学生に相談。収まりのよいボリュームなるように一緒に調整し、フラワーボックスにグリーンを添えました。

完成した作品を参加者同士で見せ合い、こだわりのポイント等を話しました。

最後に菊川講師が「花を見て触れることで、とても優しい気持ちになることができます。普段食べている物や着る物等の値段が上がっているのと一緒に、今「花」の値段も上がっています。「花」は、皆さんの生活に必要なものではないかもしれませんが、このような美しい花を簡単に私たちが楽しむことができるのは生産者さんや花屋さんが一生懸命頑張ってくれているからです。このプログラムを通して少しでも「花」の魅力を感じてもらい、「花」のある生活も楽しんでもらえれば嬉しいです」と語りました。

この度、子どもたちと一緒につくった「もとまち こどもガーデン」は、6月頃までお楽しみいただけますので、大丸神戸店の近くにお越しの際は、ぜひ8階みどりの広場にお立ちよりください。

■1日目の様子はこちら
■事前準備の様子はこちら

参加学生の声
【現代社会学部 現代社会学科(菊川裕幸ゼミ)大村 彩華】
今回、大丸神戸店 もとまち こども大学「もとまちこどもガーデン」の企画に参加しました。
ワークショップでは、1月に植えた花を収穫しフラワーボックス作りを行いました。
参加した小学生たちのそれぞれが真剣な顔で色とりどりの花を収穫してブースへ移動し、配置に頭を悩ませながら丸い箱に詰めていく作業をゼミのメンバーがサポートします。
近くで私も、鮮やかなフラワーボックスが完成していくのを心待ちに見ていました。
私とペアを組んでいた参加者の小学生は、飾り付けを終えた後やり遂げたと言わんばかりの誇らしげな顔でお母さんの方を振り返っていました。
今回の体験が、大切な人へ思いを伝えるちょっとしたきっかけになれたならいいなと思いました。