神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川裕幸講師が大丸神戸店でワークショップを実施しました

2023/04/10

スタッフを務めたゼミ生12人と 菊川先生と実習助手の金本先生
スタッフを務めたゼミ生12人と 菊川先生と実習助手の金本先生
地植えする苗を選ぶこども達と学生スタッフ
地植えする苗を選ぶこども達と学生スタッフ
植栽の基本を説明する菊川先生
植栽の基本を説明する菊川先生
地植えを行うこどもたち
地植えを行うこどもたち
「もとまち こどもガーデン」が完成
「もとまち こどもガーデン」が完成

現代社会学部現代社会学科の菊川裕幸講師が4月9日、ワークショップ「もとまち こどもガーデン」を大丸神戸店8階みどりの広場内で実施しました。この取り組みは、大丸神戸店と神戸学院大学が共同開催している「もとまち こども大学」のプログラムのひとつで、今回、兵庫県農林水産部農産園芸課花卉果樹班の協力も得て開講しました。
大丸神戸店とは、 2018年に「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」を締結し、将来を担うこどもたちの創造性を高めることを目的としたプログラム「もとまち こども大学」を中心に年間を通してさまざまな取り組みを実施しています。

ワークショップには小学生9人が参加し、菊川講師進行の下、菊川ゼミ(3年次生)12人がサポートを務めました。

最初に菊川先生が、兵庫県には、豊かな自然と気候恵まれ、花の栽培に適した地域が数多くあり、全国的にも高い評価を得ている花(兵庫が誇る花)があることなど、準備された兵庫県の花やハーブの苗を見ながら説明。ハーブの香りや花や葉の手触り等、ひとつひとつの植物の魅力を楽しんでもらいたいと語りました。

今回、こどもたちが「お花畑」をつくる、みどりの広場は、大丸神戸店の屋上緑化プロジェクトの一環としてつくられたもので、大丸神戸店ではそれ以外にもさまざまな環境に配慮した取り組みを実施しています。「もとまち こどもガーデン」で使用する堆肥もそのひとつで、同店地下1階食品売り場では、毎日300㎏の野菜くず等が廃棄されています。食品廃棄物のもつ栄養を生かし「栄養循環」も目的とした、LFC社のコンポストをつかってつくった肥料を使っていると、大丸神戸店の有馬さんが説明。こども達に、「リサイクルの輪」をつくることの大切さを伝えました。

いよいよ、「お花畑」づくりがスタート。こどもたちを5つのチームに分け、学生がサポートに入り、地植えを開始しました。こども達に花やハーブの特徴等を学生らが説明し、好きな苗を20程度選んでもらいました。その後、苗をポットから取り出し、少し根をほぐしながら移植ごてを使って植えていきました。中央に向けて背の高い植物を配置し、名前を書いた花壇用プレートを立て、「もとまち こどもガーデン」が完成しました。

最後に、「収穫を行う5月14日まで大丸神戸店のスタッフ、菊川講師とゼミ生達が水やりや手入れなどを行い大切に育てていくので、同店を訪れた際は自分達の植えたお花がどうなったかな?とぜひ見に来てくださいね」と語りかけました。

次回、5月14日は、今日植えた花の収穫を行い、フラワーボックスづくりに挑戦します。
同店のお近くにお越しの際は、こどもたちが大切に植えた美しい兵庫県産の花々をぜひご覧ください。