神戸学院大学

経営学部

経営学部の石賀ゼミが産学連携の企画立案プロジェクト「道の駅はが ブラッシュアッププロジェクト」第2期をスタートしました

2025/09/27

議論する石賀ゼミ生
議論する石賀ゼミ生
石賀教授の話を聞くゼミ生
石賀教授の話を聞くゼミ生
石賀教授の話を聞くゼミ生
石賀教授の話を聞くゼミ生
あいさつする兵庫県信用保証協会の堀口課長
あいさつする兵庫県信用保証協会の堀口課長
あいさつする大学コンソーシアムひょうご神戸の大島さん
あいさつする大学コンソーシアムひょうご神戸の大島さん

経営学部の石賀和義教授の3年次生ゼミが産学共同で取り組む企画立案プロジェクト「道の駅はが ブラッシュアップ プロジェクト」の第2期が始まり、9月24日の授業でキックオフミーティングを実施しました。プロジェクトは大学コンソーシアムひょうご神戸の2025年度企業課題解決プログラムに採用されています。

宍粟メイプル株式会社(本部・宍粟市波賀町)が運営する「道の駅 はが」は宍粟市内の国道29号沿いに位置し、近畿の道の駅第1号として1993年にオープンしました。巨大なリンゴのモニュメントが目印です。近年では鳥取道の開通により、国道29号の交通量が激減したのに伴い、立ち寄る利用者が減っています。

このため、石賀ゼミでは宍粟メイプルや、同社の経営支援業務にあたっている兵庫県信用保証協会と連携して、今年度前期(第1期)から引き続き活性化策を検討してきました。

第2期では1期で提案した内容からニーズを絞り込み、課題として3項目を設定し、グループごとに議論することになりました。

ゼミ生らは、山間部のフォレストステーションで今年6月から定期運行を始めた「波賀森林鉄道」について、来客を増やすためのライトアップなどのアイデアを考え、観光客を呼ぶための森林鉄道の動画を制作する▽ご当地のラーメンなどの新メニューを考える▽交通量の減少を裏付けるための調査を統計学とデータサイエンス専門家の兵庫県立大学ソーシャルデータサイエンス研究所の芦谷恒憲特任教授と一緒に実施し、分析する――の3班に分かれて議論し、アイデアを提示します。

初日は県信用保証協会経営支援部伴走支援課の堀口穣課長があいさつし、「(「道の駅 みなみ波賀」の近くで)地元の波賀みそなど、こだわりの食材を使ったラーメン店が既に営業されているので、どうすみ分けるかを考える必要があります。アイデアは実現可能な方法も考えてください」とアドバイスしました。

続いて大学コンソーシアムひょうご神戸の大島一英さんがあいさつし、「10月13日(月・祝)にノエビアスタジアム神戸周辺で女子サッカークラブのINAC神戸レオネッサと共催するシンキッズフェスティバルを実施し、『大学生による楽しいブース』のコーナーを設置するのでぜひ出展を検討してください。また、11月8日(土)には兵庫県中小企業診断士協会主催のビジネスプランコンテストの最終プレゼンがあり、この場で行われる県下大学生による企業課題の事例発表で、皆さんの取り組みをぜひプレゼンしてください」などと呼びかけました。

この後、ゼミ生らはグループに分かれて、各テーマについてアイデアを出し合いました。学生からは、「波賀森林鉄道を、ライトアップすることで観光資源としての可能性を広げ、クラウドファンディングによって、多くの人々に波賀町の魅力を伝えたい」「芦谷先生と協力してアンケートを実施し、宍粟市でしか味わえない体験ツアーを考案したい」「ラーメンづくりを通じて、たくさんの人たちに宍粟市の特産物を知ってもらいたい」「前期はKOBE観光促進プロジェクトに取り組んだので、その知見を生かしていきたい」といった積極的な意見が寄せられ、強い意気込みが感じられました。

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