現代社会学部の岡崎ゼミが「神河町制20周年式典」で関連プロジェクトと記念事業の成果を披露しました
2025/10/30
現代社会学部現代社会学科の岡崎宏樹教授のゼミは、「音楽で地域と人をつなぐ」ことをテーマに地域連携プロジェクトを展開しています。今年度は神河町制20周年記念事業にも取り組んでいます。活動の一環として、同町のグリンデルホールで10月26日に開催された「神河町制20周年式典」で、3年次生12人と4年次生3人が関連プロジェクトと記念事業の成果を披露しました。
当日早朝に会場入りしたゼミ生は、神河町のあじさいコーラス、兵庫県立神崎高等学校生徒会の皆さんとリハーサルを行いました。ゼミ生の出番は、記念式典プログラムの最後。本番の開始まで、控室で各自のスピーチの練習に励んでいました。
記念式典には315人が出席し、ゼミ生らは緊張した面持ちで舞台に上がりました。前半部では、ゼミ生5人によるスピーチが行われ、2015年から始まった「神河プロジェクト」と2023年から始まった「たからうたプロジェクト」の取り組みを紹介しました。また、10年間のプロジェクトの歩みを2分間にまとめた動画を上映しました。動画制作は4年次生の上田陽菜乃さんが担当しました。
後半部のスピーチでは、ゼミ生3人が、今年度の岡崎ゼミの取り組みを伝えました。2年次生のゼミの「たからうたプロジェクト」で、神河町の取材をもとに三つの楽曲・動画を制作したこと、3、4年次生は、9月にきらきら館で「こども交流会」を企画・運営したこと、11月9日に「たからものフェスin神河」を図書コミュニティ施設「桜空」で開催することなどを伝えました。
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後半のスピーチに続いて、この日の記念式典のために制作された新曲「キラリハート」を披露しました。作詞は現代社会学科4年次生で、ラッパーCoCoRo.として活動する野村心源さん、作曲はミュージシャンの山田明義さん、ミュージックビデオは4年次生の上田陽菜乃さんが制作しました。ステージでは、ミュージックビデオに合わせて、歌手のアヤヲさん、CoCoRo.さん、山田明義さん、神河町のあじさいコーラスの皆さんが歌声を披露しました。後半にはゼミ生、神崎高等学校生徒会のメンバーも加わり、来賓席からも手拍子が起こるなど、会場全体が一体となった盛り上がりをみせました。
記念式典終了後は「桜空」に移動し、記念式典の振り返りと11月のフェスに向けた話し合いを行いました。式典について、ゼミ生からは、「大変だったけど、会場から労いの言葉をかけてもらい、記念式典に参加できてよかった」「会場と一体になれて、すごく感動した」「先輩たちのサポートを受け、みんなで一緒に頑張れたので、やってよかった」「これからもよろしくと言われたことが、次につながっていると実感できた」などの意見が出ました。
また、11月のフェスで司会を担当する3年次生の青木悠香さんは「神河町に来ると新しい経験がたくさんできるし、素敵な出会いが多くある。それは、10年前、先輩たちが作った縁や思いが自分たちに引きつないだ結果なので、その縁や思いを大事にしたい。そのためにはフェスを絶対に成功させたい」と意気込みを語りました。
山名宗悟町長、澤田俊一町議会議長らを交えて記念撮影もしました。岡崎ゼミではこれからも「音楽で地域と人をつなぐ」試みを続けていきます。
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