神戸学院大学

経済学部

経済学部の関谷ゼミが伊川谷高等学校との高大連携授業でフィールドワークを実施しました

2025/09/12

明石市内を散策する大学生と高校生
明石市内を散策する大学生と高校生
打ち合わせ中の大学生と高校生
打ち合わせ中の大学生と高校生
明石駅構内でのアンケート調査をするグループ
明石駅構内でのアンケート調査をするグループ
商業店舗の消火器の場所を調査をする班
商業店舗の消火器の場所を調査をする班

経済学部の関谷次博教授のゼミが兵庫県立伊川谷高等学校との高大連携授業の第3回目として9月11日に高校生と大学生が協働でフィールドワークを行いました。

本学と教育提携協定を締結している同校では、特色選抜入試において「コミュニケーション類型」の生徒を選抜し、地域と連携した探究活動を通じて、問題解決能力の向上をめざしています。

今回のフィールドワークでは伊川谷高等学校周辺、明石駅や垂水駅、神戸市役所や三ノ宮・元町周辺など、実際に班ごとに分かれて現地を訪れ、それぞれのテーマに沿った多様な調査を行いました。

アンケート調査において、高校生たちは積極的に通行人に声をかけるなど、その行動力の高さに大学生たちが驚く場面もありました。一方で、高校生からは「大学生のアドバイスにより、複数箇所で調査を行うことの重要性に気づいた」との声もあり、双方にとって学びの多い機会となりました。

今年度の高大連携授業は、5月23日に伊川谷高等学校にてスタートし、初回は大学生と高校生が班ごとに分かれ、顔合わせを行うとともに、今後のスケジュールについて確認しました。続いて、7月16日には高校生が本学を訪し、これまでの進捗を互いに確認し合うとともに、今後の方向性や調査方法について活発な意見交換を行いました。

これまでの高大連携授業の経験からも、高校生と大学生という年齢の近い世代同士が協働することによって生まれる相互作用には、大きな教育的効果があると実感しています。今後もこうした取り組みを体系的に整理し、より効果的な指導へとつなげていきたいと考えています。