神戸学院大学

経済学部

経済学部の関谷ゼミと県立伊川谷高校生が高大連携授業でグループディスカッションを行いました

2025/07/23

ディカッションの内容を発表する学生
ディカッションの内容を発表する学生
講義を聴く高校生ら
講義を聴く高校生ら

本学と教育提携協定を締結している兵庫県立伊川谷高等学校では特色選抜入試として「コミュニケーション類型」の生徒を選抜し、問題解決能力の向上を目標に地域と連携した探究活動を行っています。

経済学部の関谷次博教授ゼミと高校生が今年度も5月23日から、合同で同校の探究活動を始めました。

関谷ゼミの学生6人は、同校の24人が6グループに分かれた各グループに入り、自己紹介ならびにテーマ設定について話し合いました。

7月16日には、伊川谷高校生が有瀬キャンパスを訪れ、各グループに分かれて、進捗状況の共有とフィールドワークの実施概要について話し合いを行いました。「大学生との話し合いで、自分たちが気付かない点を教えてもらえた」などの意見があり、グループディスカッションによる効果も見られました。

この後、経済学部の専門教育科目の一つ「地域経済論」を大学生と一緒に聴講しました。講義は、地域経済活性化とは何かという話から、実際に地域の課題を見つけ、それを解決する方法を考えるという内容でした。理論と実践をまじえた講義に生徒からは「少し難しかったが、大学の授業の雰囲気が分かって良かった」「地域を活性化するには自分から行動することが大事だと感じた」といった感想がありました。

今年度で4年目の高大連携授業は引き続き行われ、今回決定した内容を基に9月に実施する高校生のフィールドワークに大学生が同行し、調査内容をまとめる際のグループディスカッションに参加します。最終的には、12月に有瀬キャンパスで研究発表会を行う予定です。