神戸学院大学

経済学部

経済学部の木暮准教授が大丸神戸店・JA兵庫六甲・神戸市と連携してコラボショップをオープンし、こども店員と野菜を販売しました<Workshop02>

2025/11/13

もとまち こどもマルシェ入口
もとまち こどもマルシェ入口
旬な野菜の見分け方について再確認する子どもたち
旬な野菜の見分け方について再確認する子どもたち
テント台で接客を行う子どもたち
テント台で接客を行う子どもたち
ブロッコリーの鮮度について説明する子ども
ブロッコリーの鮮度について説明する子ども
販売台で接客する子どもたち旬な野菜の見分け方について再確認
販売台で接客する子どもたち旬な野菜の見分け方について再確認
野菜の出張PRを行う子どもたち
野菜の出張PRを行う子どもたち
ワークショップ最後に参加者全員で記念撮影
ワークショップ最後に参加者全員で記念撮影

経済学部の木暮衣里准教授が講師を務めるワークショップ「もとまち こどもマルシェ」において、大丸神戸店、JA兵庫六甲、神戸市とのコラボショップを11月8日、大丸神戸店1階北側外廊にオープンしました。

当日は経済学部・木暮ゼミの逸見志津香さん、中田あゆみさん、大和優希さん、石川はるかさん、西川羽詩さん、岸本萌生さん、田口陽菜さん、大野希咲さん(いずれも2年次生)の8人がサポートスタッフを務め、小学生8人が参加しました。

「もとまち こどもマルシェ」は、マーケティングの学びと大丸神戸店によるおもてなしの心、商品を介して地域を学ぶことを目的に2019年からスタートした企画です。今年は、JA兵庫六甲、神戸市(神戸地域おこし隊)の特別協力を得て、神戸市産農産物の魅力について学び、商品の魅力(価値)をどのようにしたらお客さまに感じていただけるかを、全2回のワークショップを通して考えていきます。

2回目は、子どもたちが“大丸神戸店のこども店員”として、神戸市産の採れたてのキャベツ、小松菜、柿、トマト、ブロッコリーの販売に挑戦しました。

子どもたちは「出張PR」、5種類全てをディスプレイした「テント台」、それぞれの野菜・果物の「販売台」のパートに分かれ、木暮准教授が各役割をレクチャーし、ロールプレイを行いました。また、神戸地域おこし隊の中嶋巴椰氏から各野菜の鮮度の見分け方を教わり、大丸神戸店の太田陽子氏からおもてなしの心得のおさらいを受けて、お客さんを迎える準備を整えました。

コラボショップが開店すると、子どもたちは「いらっしゃいませ。11月はキャベツが旬でおすすめですよ」と笑顔で接客を行い、「キャベツは芯の切り口が白くてきれいなものが新鮮です。黒くなっているものは鮮度が落ちているので避けてください」と美味しいキャベツの見分け方などを丁寧に説明していました。

出張PRでは、大丸神戸店の入口周辺で自分達が描いたPOPを掲げ、PRを行いました。最初は少し照れくさそうに声を出していましたが、木暮准教授が商品の魅力の伝え方を子どもたちにアドバイスをすると、「今日だけのオープンです。神戸市産のからだに良い野菜を販売しています!」と、自信をもって大きな声で呼び込みをできるようになりました。

最終的には、50人のお客さんが来店し、農産物5種類 計143点を販売することができました。

最後に地域おこし隊から、「2週間前にみんなで調理、試食をして学んだことを今日存分に発揮してくれたと思います。声も出て、野菜の特徴もお客様に伝えることができていたので、完璧です。自分自身に拍手を送りましょう」と子ども店員としての働きぶりについて称賛がありました。

    参加学生のコメント
  • 中田あゆみさん
    小学生の子どもたちと交流を深めながら、ブロッコリーの茎が食べられること、切り口が白ければ白いほど新鮮であること、小松菜とブロッコリーの洗い方、旬の時期など、野菜について知らなかったことを学べとても良い経験になりました。
  • 大和優希さん
    緊張していた子どもたちが次第に真剣になり、一生懸命に活動する姿が印象的でした。2日間のワークショップを通じて、こどもたちが成長していく姿を間近で見て感激しました。「おもてなしの心」や人と人とのつながりの大切さも学ぶことができ、とても有意義な時間になりました。