神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

社会リハビリテーション学科の糟谷教授らの授業でカードゲーム「SDGs de 地方創生」に取り組みました

2021/06/10

カードゲームに取り組む学生ら
カードゲームに取り組む学生ら
カードゲームに取り組む学生ら
カードゲームに取り組む学生ら
カードゲームに取り組む学生ら
カードゲームに取り組む学生ら

総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の糟谷佐紀教授らによるサービスラーニング実習指導の特別講義が6月3日、有瀬キャンパス15号館のオーバルホールであり、カードゲーム「SDGs de 地方創生」を密を避けて実施しました。

学外の実習先の取り組みや意図について理解し、社会における役割分担などについて学ぶのが授業の目的です。多様なプロジェクトの実行を通じて、行政と市民との協働を体感できるゲームで、特定非営利活動法人「イシュープラスデザイン」が普及させています。

会社経営者でゲームの公認ファシリテーター、初田直哉さんを外部講師に招きました。受講した3年次生約40人は、二つの「街」に分かれました。資源とお金を使ってさまざまなプロジェクトを行うことで、その街の人口・経済・環境・暮らしを良くしていきます。12分間、4ターンのゲームを経て、終了しました。

学生たちは街の活性化を図るために、行政や事業者と交渉し、自分が持っていない「人的資源」を交換したり、金銭的援助を受けたり、援助したりしながら、目的達成に向けてチーム一丸となって取り組みました。

その結果、SDGs(持続可能な開発目標)における四つの指標(人口・経済・環境・暮らし)が、終了時には、どちらの街も大きく上昇しました。 学生たちが日ごろから苦手だと口にする、コミュニケーション、交渉、調整、対話などを行わないと成り立たないゲームです。通常の講義時には見られない積極性、交渉術が見られました。

「まちづくりについて考えることが、地球の環境や地域について考え直す機会になった」「大学生でも目標を持ち、行動することができるし、企業や行政とは違う視点からアプローチすることができると学んだ」などと学生は好意的な感想を寄せました。学部オリジナルサイトの記事はこちらこちら