神戸学院大学

経済学部

本学出版会刊行の岡部教授の著書がウクライナでも出版されました

2021/05/19

ウクライナ語で出版された岡部教授の著書
ウクライナ語で出版された岡部教授の著書
日本語とウクライナ語で出版された岡部教授の著書
日本語とウクライナ語で出版された岡部教授の著書

国際交流センター所長を務める岡部芳彦経済学部教授の著書『日本・ウクライナ交流史1915-1937年』のウクライナ語版が、同国のリヴィウ工科大学出版より刊行されました。翻訳者は同大学で日本語を教えるナディア・ゴラル講師です。

日本語で書かれた原著は神戸学院大学出版会より2月に刊行されました。本学出版会刊行物から初の外国語版の出版となります。

同書は、膨大な未公開史料を使って、これまで知られていなかった日本とウクライナの交流が100年以上も前から続いている歴史を解き明かしました。このほど来学したセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使も「日宇関係が(独立して以降の)約30年間だけでなく、さらに長い交流があったことを本で知りました」と述べています。3月31日には東京の駐日ウクライナ大使館主催で、岡部教授のブックプレゼンテーションも開催され、関係者の間で大きな話題となりました。

岡部教授は「本学出版会初の刊行物の一つとしてだけではなく、翻訳者にも恵まれ、ウクライナで刊行する事ができ、大変喜ばしいです。日本だけではなく多くのウクライナ人の皆さんにお手に取っていただき歴史の挟間に埋もれていた両国民の深く長い友情の歴史を知ってもらえれば」と語っています。