神戸学院大学

現代社会学部

社会防災学科の江田准教授ゼミで「ためマップ」を活用したポートアイランドのイベント情報などの共有を始めます

2023/07/18

報告する江田ゼミの杉本さん(左)と宮川さん
報告する江田ゼミの杉本さん(左)と宮川さん
学生チャレンジプロジェクトに企画が採択された江田ゼミ生たち
学生チャレンジプロジェクトに企画が採択された江田ゼミ生たち
プロジェクトについて説明する江田准教授(左は、ためま株式会社の清水代表)
プロジェクトについて説明する江田准教授(左は、ためま株式会社の清水代表)

現代社会学部社会防災学科の江田英里香准教授の3年次ゼミ生による学生グループ「ホップ!ステップ!ためマップ!」が申請した「トライランド」(ウェブ上の地図「ためマップ」を使った地域活性化策)が2023年度「学生チャレンジプロジェクト」の一つに採用されました。江田准教授の授業で7月14日、「ためま株式会社」代表取締役の清水義弘さんから使い方などの説明を受け、今後の活用方針を話し合いました。

ウェブ上の地図「ためマップ」で主に活用するのはポートアイランド内の「イベント情報」と「施設情報」です。大学、自治会、公民館、消防署、警察署など情報の発信源となる施設や団体にアカウントを提供して、情報を「ためマップ」上で共有してもらいます。また、地域の「施設情報」も書き込んでもらい、公園や「子どもたちの遊び場」、おすすめの店など地域の人しか知らない情報を共有することを想定しています。いずれも地図上に落とし込めるので、「みんなのためになる」マップが日々充実していくことになります。

授業では、杉本貴和子さんと宮川拓也さんが「ポートアイランドの地域の情報が共有できていない」「地域がゾーンに区切られていて、エリア間の交流が不十分」という現状の課題を示しました。その課題解決のために、「ためマップ」を通じて地域の情報を「見える化」し、地域、企業や店舗、大学を結んでいく方針です。また学生が小学生と地域を一緒に歩いて共有したいスポットをメモしたり、写真撮影したりして順次アップしていきます。

「ポーアイみなとじまためマップ」はこちらからご覧いただけます。

「学生チャレンジプロジェクト」は正課や課外の通常の活動範囲を超えて、自由な発想でプロジェクトを企画し、活動を通して成長を支援することを目的としています。採択されると上限50万円までの助成を受けることができます。「ホップ!ステップ!ためマップ!」以外に2023年度に採択されたのは次の3団体とプロジェクトです。
・神戸学院大学ながた部/わくわく多文化フェスティバル「あいあいがさ」
・飲食バイトの申し子/学生食堂をもっと過ごしやすい空間に!
・舩木ゼミ(社会防災学科)/Story’s~忘れられない、忘れたくない、忘れない~