現代社会学部
現代社会学部の菊川ゼミ生が神戸の小学校で「飯盒炊爨とわら細工体験」を実施しました
2025/11/19
現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミに所属する4年次生5人が11月18日、神戸市立千鳥ヶ丘小学校(垂水区)に通う小学5年生の3クラスを対象に、同校で「飯盒炊爨(はんごうすいさん)とわら細工体験」を実施しました。
取り組みは、菊川ゼミ生のほか、同校の佐伯和恵校長や、本学などが開講している「楽農アカデミー」第1期修了生で、これまで同校で「稲作体験」を実施してきた新宅雅美さんらで構成する「神戸田んぼ応援団」によるものです。
この日は、「わら細工体験」の前に、児童らが同校の敷地内で育てた稲を飯盒炊爨で炊く体験をしました。「普段と食べるご飯よりもおいしい」と児童たちが次々にご飯のお替わりをもらいに行く姿が見られました。
「わら細工体験」は菊川講師によって行われました。稲を束上に集め、手のひらでわらを柔らかくしながらより合わせいく作業で、2人1組になって協力し、苦戦しながら、取り組んでいました。児童からは「大変だけど楽しい」「また、わら細工体験をしたい」という声が多く聞かれました。
わら細工体験を一緒に行った4年次生の水野愛唯さんは「飯盒炊爨体験を通じて、普段出てくる食事が当たり前ではないことを分かってもらい、食の大切さを学んでもらうことができました。わら細工など昔の人の暮らしの知恵があって今の生活があることを私たちも小学生と活動しながら実感しました。また、さまざまな人と関わることで小学生にも社会を知る良い機会になってのではないかと思います」と活動を振り返っていました。



