神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川准教授が「はりま産学交流会 創造例会」で講演しました

2026/10/20

講演する菊川准教授
講演する菊川准教授
菊川准教授の講演を聴く来場者ら
菊川准教授の講演を聴く来場者ら

現代社会学部の菊川裕幸准教授が、10月16日に姫路商工会議所で開催された「はりま産学交流会 創造例会」において、「地域の厄介者『竹』を再生可能な資源『宝』に変える」と題して講演しました。

近年、西日本を中心に管理放棄された竹林が増加し、竹林面積が拡大することで、獣害増加の助長や生物多様性の損失、景観の破壊などさまざまな課題があります。菊川准教授は、こうした課題の解決をめざし、竹林整備の機運を高めるため、放置竹林から伐採した竹を、破砕機によってチップ化した「竹チップ」を他の地域資源と組み合わせる、さまざまな検証を行ってきました。検証結果をもとに企業と連携して地域の竹資源を堆肥化した事例や、花き培土や家畜飼料としての利用事例を紹介しました。

これまで、一般的に竹の生態や生理的な研究は数多く行われてきました。しかし、竹を資源として捉えた場合の、有効な使用方法についての報告や研究はまだ少ない現状のなか、本研究では作物栽培への一定の効果を確認しています。

講演内容は、こうした地域資源を有効活用する取り組みとして、研究成果を商品化して実際に市場に流通までしている事例紹介であったこともあり、本交流会の会員企業をはじめ多くの来場者から高い関心が集まり、講演後も多くの質問が寄せられました。

担当者は「これからもはりま産学交流会を通じて、本学と企業等との地域資源を生かした産学連携を加速させ、さらなる社会実装を進めてまいります」と述べています。

はりま産学交流会は、1995年に姫路産学交流会として発足し、姫路商工会議所内に事務局が設置され、姫路経営者協会・第一部会の活性化策としてスタート。現在は、はりま産学交流会へ改称され、交流地域を姫路から播磨地域全体へと拡大している産学連携プラットフォームです。この交流会では、ものづくり企業を中心に約100社の会員企業が集まり、関西圏の8大学等、県下の行政機関や支援組織との連携を図り、自主運営により新たな事業創出、プロジェクト、コンテスト、展示会等のさまざまな活動を展開しています。