現代社会学部社会防災学科の「ソーシャルキャピタル研究」と神戸市立義務教育学校港島学園7年生「探究的な学び」の授業とで「ためまっぷポーアイ」を使ったまち歩きを実施しました
2026/02/02
現代社会学部社会防災学科の江田英里香教授が担当する「ソーシャルキャピタル研究」の授業で11月19日、神戸市立義務教育学校港島学園中学部の7年生(中学1年に相当)と共に、ポートアイランドのまち歩きを行いました。89人の生徒と29人の大学生は九つのグループに分かれ、白地図を手に、地域を歩きながらAEDの設置場所を確認するとともに、ポートアイランドの魅力や、災害時に注意が必要な危険箇所について話し合いました。その内容を大学生が地域情報サイト「ためまっぷポーアイ」へ反映させました。
ポートライナー南公園駅前に2025年11月中旬に開設した「中高生の居場所」(南公園ステーションベース)には半数のグループが立ち寄り、居場所をつくる活動を実施している江田ゼミの取り組みを江田教授が生徒たちに説明し、ポーアイの中に中学生が利用できるコンテンツがあることを話しました。
防災や共助の視点から地域を歩く機会はこれまであまりなかったということもあり、生徒からは「いつも通っている場所なのに、知らないことや気づいていなかったことがたくさんあると分かった」といった声が聞かれました。同じ場所であっても、目的や視点が変わることで見える風景や捉え方が大きく変わることを、体験を通して理解する様子が見られました。
また、生徒の意見を参考に情報を整理し、大学生が「ためまっぷポーアイ」に入力する作業を通じて、地域の情報を共有し蓄積していくことの意義についても学びました。誰かが気づいた小さな情報が、別の誰かの安心や行動につながることを実感し、情報の共有そのものが地域のソーシャルキャピタルを高める一つの手段であることを理解する機会となりました。
本プログラムは、まちを「歩く」「見る」「記録する」という行為を通じて、地域との関わり方を再考し、防災と日常生活を結びつけて考える実践的な学びの場となりました。






