神戸学院大学

現代社会学部

「防災女子」が長田区の長楽地域福祉センターでワークショップを実施しました

2023/09/19

防災女子の4人が担当しました
防災女子の4人が担当しました
デモンストレーションを行う稲葉さんと山室さん
デモンストレーションを行う稲葉さんと山室さん
災害食のレシピを説明する稲葉さん
災害食のレシピを説明する稲葉さん

8月6日に長田消防署を通じて長楽地域福祉コミュニティから依頼があり、長楽地域福祉センターで地域住民を対象に「災害食アレンジレシピ体験」を実施しました。

現代社会学部社会防災学科の女子学生を中心とした「防災女子」の稲塲未紗さん、山室亜衣さん(同3年次生)、本田彩花さん(同2年次生)、中田愛香さん(同1年次生)の4人が参加し、ワークショップを実施しました。

4人がそれぞれ、災害時の食について、栄養バランスの大切さ、ローリングストック法の紹介を交えた説明や「さばのみそ煮と昆布の炊き込みご飯」「ふわふわ蒸しパン」2品のポリ袋調理のデモンストレーションを行いました。

デモンストレーションの後で、実際に参加者にポリ袋調理を体験してもらい、試食を行いました。

ポリ袋調理は、具材を耐熱性のポリ袋に入れ、沸騰したお湯に入れるだけの簡単調理法です。災害時だけではなく、普段の調理でも生かせる調理方法です。調理に必要な道具の使用が限られる可能性がある災害時に、節水や効率的な熱源の使用などに適した「耐熱性ポリ袋」を使った“ひと手間調理”は簡単調理ポイントを覚えれば、普段のレシピにも応用して家庭ごとにさまざまなメニューをつくることができます。災害時でも調理のひと手間を加えることで、栄養バランスを意識した「いつものおいしいごはん」を食べることができます。

また、ローリングストック法は、災害時でも役立つ食品を日常に活用し、食べては買い足すことで常に新しい備蓄をキープする方法です。

試食終了後、参加者から「ポリ袋を使用すると簡単にしかもおいしくできてびっくりしました」などの感想がありました。

関連HP
神戸市;BOKOMIサポーター
https://www.city.kobe.lg.jp/a10878/bosai/shobo/bokomi/activity/supportermember.html