神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の前林清和教授が「越境学習プログラム」で講師を務めました

2025/11/12

講義する前林先生
講義する前林先生
南海トラフ巨大地震を想定とした津波避難対応について、地震発生から80分のタイムラインを考える参加者ら
南海トラフ巨大地震を想定とした津波避難対応について、地震発生から80分のタイムラインを考える参加者ら

2025年度3回目の実施となる地域課題の解決に向き合う人材の育成を目的とした 「越境学習プログラム」(共催:一般社団法人 大学都市神戸産官学プラットフォーム×損害保険ジャパン株式会社)が、損保ジャパン神戸ビル(神戸市中央区栄町通)で開催され、現代社会学部社会防災学科の前林清和教授が講師を務めました。

今年度は「産官学連携による神戸市中小企業のための防災・減災ワークショップ」 をテーマに、11月6日・20日・12月4日・18日の全4日間のプログラムで開催。1日目となる11月6日は、神戸市危機管理局防災企画課と前林教授が、災害・防災、企業の災害対策に関する講義を行い、神戸市内の企業・行政などから32人の参加者が集まりました。

前林教授は、講義の中で「企業を守ることは、地域を守ることにつながります。社会的責任として災害時も事業を継続できるように備えることが大切です。防災は特別なことではなく、『日常業務の延長』で取り組んでいきましょう」と話しました。

その後に、南海トラフ巨大地震被害を想定した防災ワークショップを実施しました。参加者は、シナリオに沿って地震発生時の企業の対応について意見を出し合いました。

次回11月20日は、現代社会学部社会防災学科の中田敬司教授が「企業における災害危機管理の理解と対応のイメージ化」を担当します。