神戸学院大学

現代社会学部

「防災女子」と「Seagull Rescue」が、神戸市立中央体育館と連携して啓発イベントを実施しました

2023/11/07

防災啓発WSの運営を務めた社会防災学科の森永実習助手と学生スタッフ8人
防災啓発WSの運営を務めた社会防災学科の森永実習助手と学生スタッフ8人
心肺蘇生法の説明をするseagull Rescueの学生スタッフ
心肺蘇生法の説明をするseagull Rescueの学生スタッフ
家庭備蓄の大切さを説明する防災女子
家庭備蓄の大切さを説明する防災女子
ロープ結索を説明するseagull Rescueの学生スタッフ
ロープ結索を説明するseagull Rescueの学生スタッフ
健康講座を行った栄養学部卒業生の松崎さん
健康講座を行った栄養学部卒業生の松崎さん

神戸市立中央体育館の地域連携事業の枠組みの中で、現代社会学部 社会防災学科の森永遼太実習助手と学生有志団体「防災女子※1」、「Seagull Rescue※2」が地域住民12人を対象に防災啓発ワークショップを開催しました。

イベントタイトルは「みんなで学ぼう!防災と健康」。同時開始の健康づくり啓発プログラムでは、本学栄養学部卒業生の松崎美奈子さんが講師を務め、健康のために必要な栄養素や1日3食摂ることの大切さなどを伝えました。

防災女子のパートでは「災害時の食事」をテーマに、災害発生時の食を取り巻く環境の変化や、不足しがちな栄養素を説明。家庭備蓄の大切さとともに、ローリングストック法や災害時の調理法としておすすめしている、耐熱性ポリ袋を用いた災害食アレンジレシピの紹介と試食配布を行いました。

Seagull Rescueのパートでは、「命を守るスキル」として、心肺蘇生法とロープ結索の体験プログラムを実施。救急車の平均到着時間は8.3分と言われています。心配停止から1分ごとに救命率は7~10%下がります。もしものために、私たちが迅速な心肺蘇生とAEDのスキルを身につけることはとても大切です。「このプログラムをきっかけに興味を持っていただきたい」と語り、参加者を2班に分けて2つのプログラムを体験してもらいました。

※1「防災女子」
神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科の女子学生有志のグループ。
女性視点ならではの新鮮なアイデアで、災害食レシピの提案など防災啓発活動に取り組んでいます。

※2「Seagull Rescue(シーガルレスキュー)」
神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科に所属する学生有志団体。
自ら防災知識・技術の向上を図るとともに、地域の防災イベント等でその技法を伝えるなど防災啓発活動に取り組んでいます。