神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の松田ヒロ子教授が大阪市立総合生涯学習センターとの連携講座で講義を行いました

2022/09/26

台湾の基本情報を説明する松田教授
台湾の基本情報を説明する松田教授
台湾旅行経験のある参加者にも満足いただける内容となりました
台湾旅行経験のある参加者にも満足いただける内容となりました

大阪市立総合生涯学習センターと本学との連携講座「台湾旅を楽しむための歴史と文化入門」が9月17日に同センターで開講され、現代社会学部の松田ヒロ子教授が講義を行いました。本講義は対面とオンラインのハイブリットで開催され、対面38人とオンライン32人が参加し、台湾の歴史と文化について学びました。

台湾の主要な都市から始まり、建造物、食、観光地などを歴史的な観点から説明しました。台湾の歴史・文化を語る上で押さえておきたいのが「族群関係」です。台湾の族群は、17世紀以前から移住していた「原住民」(現在16部族が正式認知)、日本統治期前に移住をした「本省人」、日本統治期後に移住をした「外省人」、最近になって移住した「新移民」に大きく分けられます。それぞれの移住の背景や立場を知り歴史を学ぶことで、台湾旅の行く先々で目にするものへの理解がより深まります。

参加者の中には台湾を訪れたことのある方も多くいましたが、「実際に生活、経験された話の内容だったので非常に参考になった」「歴史を知って行くと通常の倍は楽しめると思う」などのご意見をいただきました。

コロナ禍で海外へ旅行することがなかなか難しい昨今ですが、以前のように自由に旅行が楽しめる状況になった際には、本講義の内容が台湾旅行をより楽しむことの一助になればと思います。