神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の清原・岡崎・日髙3ゼミの学生たちが、「たじま未来プロジェクト2021」の成果発表会を行いました

2021/07/19

ゲストは、対面とオンラインで参加。「但馬の未来を拓く」の題字は、書家の川尾朋子さん
ゲストは、対面とオンラインで参加。「但馬の未来を拓く」の題字は、書家の川尾朋子さん
清原ゼミの政策提言発表
清原ゼミの政策提言発表
日髙ゼミのポスター・キャッチ フレーズ発表
日髙ゼミのポスター・キャッチ フレーズ発表
岡崎ゼミの制作映像発表
岡崎ゼミの制作映像発表
広瀬養父市長とオンラインで 意見交換
広瀬養父市長とオンラインで 意見交換
ミュージシャンのアヤヲさん(右)、 山田明義さん(中)に曲への想いをきく
ミュージシャンのアヤヲさん(右)、 山田明義さん(中)に曲への想いをきく

現代社会学部現代社会学科の清原桂子・岡崎宏樹・日髙謙一3ゼミの2年次生53人が、兵庫県但馬地域の養父市・豊岡市をフィールドとする「たじま未来プロジェクト2021」の実習成果発表会を、ポートアイランド第1キャンパスで7月17日に行いました。ゲストとして、養父市から広瀬栄市長等、豊岡市から幸木孝雄・地域コミュニティ振興部長等、兵庫県但馬県民局から登日(とび)幸治・県民局長等、兵庫県地域創生局から井ノ本知明局長等が、対面またはオンラインで参加しました。

同プロジェクトは、兵庫県の「令和3年度大学との連携による地域創生活動支援事業」に採択されており、1泊2日の現地宿泊を含めて、12のグループに分かれて養父市・豊岡市の方々とお会いし、意見交換をする予定でした。しかし、コロナ禍のために、昨年度に引き続き、オンラインでのインタビュー等を中心に進めてきました。

発表会では、清原ゼミは、若者の人口流出対策としての「未来のco-workerプロジェクト」(1班)、空き家を活用したサテライトオフィスによる若者の流入支援「NEW WORKING LIFE プロジェクト」(2班)、子育て世代の移住と定着を支援するための「子育て世代を応援!Attrac Toyooka」(3班)、学生・若者世代を活用した「“循環型”たじま移住促進プラン」(4班)、について政策提言しました。

日髙ゼミでは、豊岡市竹野浜をテーマに、それぞれの取り組んだプロセスを解説しながら、「思いっきり遊んだけど、、、そのまま帰るの?」(5班)、「揺らぐ風 いぐさの香り 波の音 浜茶屋ですごす一日」(6班)、夜光虫をいっしょに見ようという「夏は夜 ぷらんくとんが いとをかし」(7班)、「爽快!so-kai 冒険!bo-ken あなたはどっち派?」(8班)などのキャッチフレーズとポスターを発表しました。

岡崎ゼミでは、オンラインでのインタビュー映像などを活用して、動画を制作。2年前のプロジェクトに参加してこの春養父市役所に就職した先輩をとりあげた「YABU SKY~養父にやってきたお祭り男~」(チームT)、子育て中の移住者ご夫妻にお話をきいた「都会の大学生が養父市の子育てについて調べてみた」(チームJ)、豊岡の若手野菜農家に取材した「TAJIMAネギマッチョ~但馬の農業をパンプアップ~」(チームM)、「住める!遊べる!愛あふれる!アナタは本当の竹野を知っている!?」(チームA)、の4つの映像を発表しました。また、アフター・コロナの平和な世界に向けた願いをこめて、ジョン・レノンの「GIVE PEACE A CHANCE」のカバー曲を、ミュージシャンのアヤヲさん、山田明義さんと共に制作し、ミュージックビデオを披露しました。

ゲストの皆さんからは、「子育て世代に何回もきてもらうために、ネームプレートをつけた苗木を育てるプロジェクトの提言はおもしろい」、「夜の竹野浜のキャッチフレーズは、宿泊客につながるのでいい」「若者に1次産業にきてもらうための広報動画としてぜひ使いたい」など、コロナ禍で現地に行けないという制限があった中、どの班も充実した発表だったとエールをいただきました。