神戸学院大学

現代社会学部

社会防災学科の李ゼミと水本ゼミ2年次生が台湾の大学とオンラインで震災被害や復興について合同発表会を実施しました

2026/06/03

オンライン発表会の説明をする李講師
オンライン発表会の説明をする李講師
発表する水本ゼミ生
発表する水本ゼミ生
台湾中部大地震(921大地震)についての国立曁南国際大学の発表を聴く現代社会学部生
台湾中部大地震(921大地震)についての国立曁南国際大学の発表を聴く現代社会学部生
神戸から台湾への「ペーパードーム」の移設について発表する台湾の学生
神戸から台湾への「ペーパードーム」の移設について発表する台湾の学生
発表する李ゼミ生
発表する李ゼミ生
発表する李ゼミ生
発表する李ゼミ生

現代社会学部社会防災学科の李旉昕講師と水本有香教授の2年次生ゼミの授業で5月29日、台湾・南投県の国立曁南(キナン)国際大学の学生とオンラインで合同発表会を実施しました。

南投県は台湾中部にあり、同大学は埔里(プーリー)に位置しています。人類学を学ぶ4年生と大学院生が発表会に参加しました。阪神・淡路大震災(1995年)を経験した神戸にある本学と、台湾中部大地震(1999年)を経験した南投県にある国立曁南国際大学の学生同士が被災の状況と復興の歩み、地元の自然や観光に関する情報を共有しようと開催しました。

まず水本ゼミ生がマグニチュード7.3を記録した阪神・淡路大震災について調べた死者6400人以上、災害関連死900人以上という犠牲者数のほか、仮設住宅などへの避難者数、倒壊した住宅数、ライフラインの被害の大きさなどについて報告しました。

続いて国立曁南国際大学の学生がマグニチュード7.6を記録した台湾中部大地震(921大地震)について死者2400人以上、行方不明者29人、負傷者約1万1000人という犠牲者や被害者数を報告しました。「地方創成」という日本語が台湾でも復興のキーワードとなり、日本の経験が各地で生かされているとの話も伝えてくれました。復興は観光と結びつき、観光ワイナリーが整備されているほか、「チョウの王国」と呼ばれるほど多数のチョウが飛び交う自然環境もPRしました。

阪神・淡路大震災で倒壊したカトリック鷹取(現・たかとり)教会のために建築家の坂茂さんが設計した紙管の「ペーパードームたかとり」が被災地の台湾・桃米村に移設され、多目的に活用されているとの報告もありました。

最後に李ゼミ生が神戸ビーフをはじめとする神戸のおいしい料理やB級グルメ、神戸ハーバーランドなどの観光名所、神戸港震災メモリアルパークや、人と防災未来センターという震災の記録や防災の取り組みについて学べる施設、さらに神戸学院大学の特色や学びの環境について紹介し、「ぜひ神戸においでください」と呼び掛けました。

台湾側から「震災後に日本で人と人との距離感が縮まったのは日本の文化によるものですか、それとも震災があったのか」と質問があり、本学の学生たちが「両方だと思います」と答えました。