神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川講師の担当授業の学生が丹波篠山市で丹波黒大豆の苗を定植しました

2023/07/04

黒大豆を植える学生たち
黒大豆を植える学生たち
植えた黒大豆の苗の確認
植えた黒大豆の苗の確認
畑で定植の説明をする菊川講師(右端)
畑で定植の説明をする菊川講師(右端)

現代社会学部の菊川裕幸講師が担当する「ゼミナールⅠ」を受講する2年次生20人が6月30日、丹波篠山市で地域特産品である黒大豆「丹波黒」の定植実習を行いました。

丹波黒は世界最大級の大豆です。粒の大きさとふっくらとした食感とともに、甘み、うま味を兼ね備えた最高級の大豆として知られています。一方でその栽培には手間がかかり、特に6月中旬の種まき、定植作業は作業が集中し、多くの農家が作業に追われます。

こうした事情から、菊川ゼミでは2022年度より、種まきや定植の支援を市内の農家や障害者施設と連携して実施しています。今回は、降り続く雨によりぬかるんだ畑の中で、苗の移植機を使い、1本ずつ丹波黒の苗を定植していきました。また、定植後は必ず苗の周りに土を寄せて、隙間のないように手直しをしていきます。

このような作業を約2時間行い、1000本以上の苗を定植できました。この苗は、障害者福祉施設の職員、利用者が10月まで管理を行い、その後菊川ゼミ生が再度、丹波篠山を訪問し、丹波黒の収穫、調整を行い、学内で販売する予定です。

参加した学生は、「苗を植えるのがこんなに大変だと思わなかった。農業の現状について、今後は興味を持っていろんなことを調べて、体験等も積極的に参加したい」と感想を述べました。