現代社会学科が市民公開講座「人生100年時代の生きがいの見つけ方」を開催しました
2025/12/08
現代社会学部現代社会学科が11月28日、市民公開講座「人生100年時代の生きがいの見つけ方」をポートアイランドキャンパスにて開催しました。本講座は、一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォームの後援です。
講座前半は、辻優樹氏(一般社団法人プロティアン・キャリア協会 認定ファシリテーター)による講義がありました。辻氏は、社会が劇的に変化する中、これからは「プロティアン(変幻自在な)キャリア」の形成が必要であると話しました。「アイデンティティ(自己理解)」と「アダプタビリティ(変化適応力)」を重視することで、社会の変化にも対応可能な、主体的なキャリア形成が可能であることを強調しました。具体的には「IKIGAIチャート」と呼ばれる考え方を紹介しました。「好きなこと」「得意なこと」「社会から必要とされていること」「お金になること」、この4つの要素が重なった部分である「IKIGAI」を探すことの重要性を話しました。最後には、「生きがいの見つけ方(3選)」として、①「自分のタグ」を言語化して発信する、②ネットワークを構築する、③偶然をチャンスにかえる、という手法を提示しました。
講座後半は、辻氏と村尾直哉氏(一般社団法人プロティアン・キャリア協会 認定ファシリテーター)の二人によるクロストークを行いました。二人は、「パラレルキャリア」「生きがい(IKIGAI)」「就職活動」という3つのテーマについて、ざっくばらんに語りました。リアルタイムでフロアからのコメントや質問をひろい、講師とフロアが一体となってトークを展開しました。
講師の先生方の親しみやすい人柄により、講座は終始なごやかな雰囲気で進みました。社会の変化を楽しみ、生きがいのある人生をおくることの楽しさを感じる時間となりました。
※講座の内容は、後日期間限定でオンデマンド配信予定です。


