現代社会学部
現代社会学部社会防災学科が「いつものもしもCARAVAN神戸」に出展しました
2025/05/15








神戸で開催された無印良品「いつのもしもCARAVAN 神戸(主催:㈱良品計画、共催:神戸まつり長田フェスティバル推進会)」に、5月11日、現代社会学部社会防災学科の学生(学生有志団体の「防災女子」「若者防災協議会」含む)総勢51人が参加しました。
無印良品では、2011年より日常的に災害に備える重要性を知り、備えるためのプログラム「いつものもしも」を展開しています。「いつものもしもCARAVAN」は、大人も子どもも楽しく防災について学び、もしもの時の考え方を身につけられるイベントです。
「阪神・淡路大震災」から30年を迎えた兵庫・神戸での開催は3回目です。開催テーマを「未来につなげる いつものもしも」とし、神戸学院大学を含め5つの教育機関(大学・高等学校)、13の企業や団体等が若松公園と無印良品東急プラザ新長田(ともに神戸市長田区若松町)の2箇所で開催しました。
防災女子(現代社会学部 社会防災学科 学生団体)
ポリ袋を用いて無印良品の食材を使った防災女子考案のオリジナルレシピ「ふわふわ蒸しパン(バターチキンカレー味・宇治抹茶ラテ味)」の調理実演と試食配布を行いました。また、本学で開発した防災教育教材「BOSAIカードX」を用いて三色食品群に関するクイズを実施しました。現代社会学部 社会防災学科(防災実習Ⅲ:舩木伸江教授)
「イザ!カエルキャラバン!」の防災工作のブースで、紙食器・ポンチョ作りを担当しました。4月16日にNPO法人プラス・アーツの方からレクチャーを受け、参加者がオリジナルのポンチョづくりを体験できるよう 星やハートなど色紙の切り抜きを事前に準備しました。当日参加した子どもたちが好きな形の色紙を貼る姿を見ることができました。現代社会学部社会防災学科(水本ゼミ)
被災者の体験談をもとに「1日前に戻れたら自分だったらどうするか」などを考えてもらい、身近にあるものを活用する新聞紙スリッパと紙食器つくりを実施しました。簡易トイレや段ボールベットも実際に展示し紹介しました。若者防災協議会(現代社会学部 社会防災学科 学生団体)
地震、火災、津波、熱中症、高潮など計9種類の的に向かってピストルを撃ち、命中した的の問題にチャレンジする『防災射的』を実施しました。学生たちの声
- 防災女子 竹下恵理さん(4年次生)
防災に興味がある人がくるイメージがありましたが、ふらっと立ち寄ってくださった方も多く、防災の知識を持ち帰っていただくことができてよかった。クイズを出したときに「これ知らなかった!」という感想を聞いて、私たちの活動を継続することの意義を実感することができました。 - 防災実習Ⅲ 村上太一さん(3年次生)
紙食器作りやゴミ袋ポンチョの活動を通して、小さな子どもたちに教えることの難しさを実感しました。思っていた以上に伝えるのが大変でしたが、とても貴重な経験となりました。 - 防災実習Ⅲ 掃部昌平さん(4年次生)
紙食器づくり体験を担当して、箱やコップなどの折り方を教えるだけでなく、ラップを敷くと繰り返し使える点を伝えることで、どのように災害時に役立つのかをイメージしながら参加してもらうことができました。 - 水本ゼミ 高砂藍樹さん(2年次生)
今日は親子連れが多く足を止めて展示を見てくださったり、体験してくださりました。ゼミ生全員が子どもたちと触れ合える良い機会となりました。 - 若者防災協議会 真砂怜生さん(4年次生)
楽しんで取り組んでもらうことができました。参加いただく子どもの年齢によって、問題が難しいものがあることに気づくことができました。今後は年齢に合わせて問題を出せるようにプログラムを改善していきたいと思う。