神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミが「学生・西区連携まちづくり活動助成事業」による農産物加工プロジェクトを開始します

2023/09/28

パンを試作する学生たち
パンを試作する学生たち
調理する学生
調理する学生
「小麦生活」の加古さん
「小麦生活」の加古さん
出来上がったパン
出来上がったパン

神戸市西区の「学生・西区連携まちづくり活動助成事業」に採択された現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミの「農産物加工班」(3年次生5人)が9月27日に西区神出町の「合同会社小麦生活」(楽農生活センター内)を訪問し、パンの共同商品開発に向けた試作を行いました。

同社を経営する加古隆一さんは、ただ単にパンを作るだけでなく農家として、西区では珍しい小麦の栽培や製粉などの作業をすべて自分たちで一貫して行い、小麦とパンによる地産地消の拡大に向けて取り組んでいます。

「農産物加工班」と「合同会社小麦生活」で共同商品開発するパンは、自家栽培している小麦以外にも、ホウレンソウやキャベツ、サツマイモなど細部も神戸市西区産の農産物にこだわり、試作を重ね商品開発に向けて取り組んでいます。またこのパンは11月4日、5日に有瀬キャンパスで行われる第56回大学祭で販売する予定です。

菊川ゼミ生の大西恒輝さん(3年次生)は「初めてパン作りを行い、難しい工程もありましたがうまく作ることができました。西区の農産物をふんだんに使い、西区の有瀬キャンパスで販売するという地産地消への取り組みとなっています。是非大学祭時に買いに来て下さい!」と話しています。

そして菊川ゼミ「農産物加工班」では、パンの新規商品開発だけでなく、これまでの丹波篠山市や西区における農村地域での農業活動や地域活性化イベントの経験を生かし、11月25日に学校教育で扱われることの少ない小麦の農業体験イベントを企画、実施します。