現代社会学部
チャレンジプロジェクトの活動の一環として舩木ゼミの学生が平成30年7月豪雨の被災者の方から話を聞きました
2023/10/25
10月22日に現代社会学部社会防災学科の舩木伸江教授のゼミ生がチャレンジプロジェクトの活動の一環として、平成30年7月豪雨の被災者の方から話を聞きました。
舩木ゼミでは採択されてから今まで平成30年7月豪雨について調べてきましたが、今回実際に被災者の方から話を聞き、より具体的に当時の様子やそれからの復興の様子などを知ることができました。
以下は、参加したメンバーから出た感想の一部です。
- 豪雨災害と聞くと『雨』にばかりフォーカスしがちですが、今回の災害に関しては、山から流れてきた『土砂』も大きな被害をもたらしたことが分かり、新しい視点を手に入れることができた。
- 授業などで習った正常性バイアスが、実際に災害時に働くことを改めて認識するとともに、命を守る行動をしてもらう難しさを考えるきっかけになった。
- 土砂のにおいや、水が流れてきた時の音など、被災された方しか分からないことがあるため、それをどのように教材という形で落とし込むかを考えていきたい。
- 命を助ける現場では、同時に命の選択や優先順位決めが行われているという事が印象に残った。
舩木ゼミは、11月12日~13日に広島県呉市を訪問し、現地調査やヒアリングを行う予定で、それに向けてさらに話し合いを進めていきます。
舩木ゼミ 稲澤遥樹