神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミが「神戸市竹林管理マニュアル」を作成しました

2026/03/27

神戸市竹林管理マニュアル作成に関わった菊川講師とゼミ生(左の4人)
神戸市竹林管理マニュアル作成に関わった菊川講師とゼミ生(左の4人)
完成したマニュアル
完成したマニュアル
竹林について講演する菊川講師
竹林について講演する菊川講師

現代社会学部の菊川裕幸講師とゼミ生が神戸市経済観光局農政計画課と連携し、「神戸市竹林管理マニュアル」を作成しました。神戸市には、2025年現在で約3100カ所の竹林があり、面積は910~1000haと推定されています。その多くが、管理を放棄された放置竹林で、森林の生物多様性の減少や、景観の破壊などさまざまな問題を引き起こしています。

菊川ゼミでは、これまで竹資源の利活用について取り組んでおり、その経験を生かして、マニュアル作りを行いました。マニュアルは、神戸市の竹林の現状、竹の種類、管理のタイプ、管理の方法、竹の伐採に必要な機械・道具とその取扱い、竹林管理に取り組む団体の紹介、竹資源の活用方法などを16ページにわたって解説しています。また、現場への携行用にこれらを要約した現場用マニュアルも同時に作成しました。マニュアルは神戸市のHPで準備ができ次第公開される予定です。

公開に先立ち、3月13日に神戸市中央区のスペースアルファ三宮で「森の語り場 〜森林・里山整備ステップアップ講習会&交流会〜」が開催され、菊川講師による竹林管理マニュアルの説明とマニュアルのお披露目を行いました。講習会では、黒田慶子副市長による森林・里山整備に対する市の考え方や、地域の今後の展望について、「こうべ森と木のプラットフォーム」事務局の堀田佳那氏による森林・里山管理の手法や活用事例の解説や同プラットフォームとの連携・支援についての説明が行われました。

菊川ゼミ生3人も講習会に参加しました。4年次生の新川裕士さんは「昨年9月にゼミ生はマニュアルづくりのお手伝いをしました。今回、このような形で広く竹林管理や竹資源の利活用方法についてマニュアルを通じて関係者の皆様にお伝えできてよかったです。今回の講習会では、竹林『整備』でなく、『管理』を持続可能な形で広く継続的に行っていくことが大切だということが最も印象に残りました。また、登壇者の皆様のお話を伺い、森林を資源として捉えることが持続可能な森林・里山整備(管理)に必要な考え方だということを学ぶことができました」と語りました。