神戸学院大学

現代社会学部

防災女子が西宮市立学文公民館で災害食ワークショップを実施しました

2023/11/14

講師として参加した防災女子の学生
講師として参加した防災女子の学生
災害時の食事について説明する大隈さん
災害時の食事について説明する大隈さん
調理方法について説明する安副さんと本田さん
調理方法について説明する安副さんと本田さん
調理のサポートをしている國松さん
調理のサポートをしている國松さん
調理のサポートをしている黒田さん
調理のサポートをしている黒田さん
完成した料理
完成した料理

西宮市学文殿町自治会より、現代社会学部 社会防災学科に所属する女子学生有志グループである防災女子に災害食ワークショップ開催の依頼があり、2023年11月5日、西宮市立学文公民館(兵庫県西宮市)で「災害食アレンジレシピ体験」を実施しました。

当日は防災女子から國松万熙さん(4年次生)、安福瑞希さん、本田彩花さん(2年次生)、黒田光夏さん、大隈千寿さん(1年次生)の5人が講師として参加し、学文殿町自治会の13人が災害食アレンジレシピを体験しました。

ワークショップで、大隈さん、安福さん、黒田さん、國松さんの4人が、災害時の食やローリングストック法についての説明を行いました。参加者からは「どのような材質のポリ袋がいいですか?」「カセットコンロのボンベは何本くらい備えておけばいいですか?」「家族4人分の調理をしたい場合はどうすればいいですか?」など多くの質問がありました。

その後、参加者を4つのグループに分け、「さばのみそ煮と昆布の炊き込みご飯」と「ふわふわ蒸しパン」2品のポリ袋調理を実際に体験してもらいました。

防災女子の学生が、作り方の手順を説明しながら調理を進め、沸騰中の鍋に材料を入れたポリ袋を投入し20〜30分加熱しました。いずれも材料を混ぜ合わせるだけの簡単メニューで、ポリ袋調理を用いることによって1つの鍋で複数の調理が同時にでき、仕上がった料理を袋のまま配膳することができるため、節水や衛生的であることなどが災害時にとても役立つ調理法であることを説明しました。

最後に、ポリ袋調理で出来上がった料理の試食会を行いました。参加者からは「こんなに美味しい料理が簡単にできることに驚きました」「調理に慣れていない人でもできそうです」等の感想がありました。

防災女子は女性視点ならではの新鮮なアイデアで、災害食レシピの提案など防災啓発活動に取り組んでいます。