神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミ生が兵庫漁協に協力、児童の環境学習を行いました

2025/06/30

ゼミ生が実施した環境学習
ゼミ生が実施した環境学習
兵庫運河での活動をまとめた冊子について説明する菊川ゼミ生
兵庫運河での活動をまとめた冊子について説明する菊川ゼミ生
参加者らでアサリを採取
参加者らでアサリを採取
採取したアサリ
採取したアサリ

現代社会学部の菊川裕幸講師とゼミの2、4年次生計24人が6月27日、兵庫運河の人工ビーチ「浜っ子きらきらビーチ」(神戸市兵庫区材木町)で、地元の同市立浜山小学校3年生約36人が参加する兵庫漁業協同組合の「アサリプロジェクト」に協力しました。全長6.5キロある兵庫運河ではアサリやアマモの保全活動を兵庫漁協の漁師の皆さんが主体となって行い、浜山小学校の児童が毎年活動に参加しています。昨年度、本学の「学生チャレンジプロジェクト」に採用されて関わり、本年度も継続して活動を行うことになりました。

外気温が30度を超える真夏日となりましたが、児童らは元気にビーチに集合し、最初に菊川ゼミの4年次生が昨年度制作した兵庫運河の活動冊子について説明を行いました。その後、兵庫漁協の漁師の方がアサリの採取と生育調査について説明を行い、児童らは6班に分かれて、浜辺で20匹のアサリの採取を行いました。採取と並行して、海辺の生きものを観察しました。その後、1匹ずつ長さと重さを記録し、網に入れて海に戻しました。11月に網を引き揚げ、長さと重さを計測し、どの程度成長したのかを調査する予定です。

活動に参加した4年次生の西野愛佳さんは、「小学生たちと楽しくアサリの授業を行うことができました。たくさんの児童が明るく声をかけ、自分たちから距離を縮めてくれて、とてもうれしかったです。冊子の説明の際も、問いかけに対して元気よく手を挙げてくれ、積極的に参加してくれたので、私たちもあまり緊張せずに話すことができました」と語りました。