神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部社会防災学科の「ソーシャルキャピタル研究」と神戸市立義務教育学校港島学園7年生「探究的な学び」のコラボ授業を実施しました

2026/02/02

港島学園7年生の生徒に講義をする江田教授
港島学園7年生の生徒に講義をする江田教授
大学のキャンパス散策を終え、お礼を述べる生徒たち
大学のキャンパス散策を終え、お礼を述べる生徒たち
大学生と7年生の生徒による記念撮影
大学生と7年生の生徒による記念撮影

現代社会学部社会防災学科の江田英里香教授が担当する「ソーシャルキャピタル研究」の授業で2025年10月から26年1月にかけて、ポートアイランドにある神戸市立義務教育学校港島学園中学部7年生(中学1年に相当)の「探究的な学び」の授業を同時に連携して実施しました。

自分たちが暮らすポートアイランドではどのような人とのつながりがあるのかということをテーマに、大学生が企画した3回のワークショップを生徒たちを対象に行いました。また、ワークショップ開催前には、生徒たちに大学に来て学んでもらう事前授業を行い、ワークショップ後には港島地区防災委員会の方々も参加した事後報告会を行いました。

第1回目は10月22日、港島学園7年生89人と教員がポートアイランドキャンパスの教室を訪れました。一行は江田教授による講義「共助を育む防災フィールドワークー港島で考えるソーシャルキャピタルー」を聞き、地域の安心安全につながる「共助」という考え方やそのベースとなる「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)」について学びました。

その後、「ソーシャルキャピタル研究」を受講する学生29人と6グループに分かれて大学散策を行いました。7年生の生徒たちは同じポートアイランドにありながらも初めて入る大学のキャンパスで、法学部の模擬裁判の授業などに使われる法廷教室などの教室やさまざまな設備に興味を示し、大学生の説明に熱心に耳を傾けながらキャンパス内を巡りました。学生の学びの場を実際に見て回ることで、「大学」は遠い存在ではなく、同じ地域にある身近な資源であることを実感する機会となりました。

また、大学生にとっても、自分たちが日常的に利用しているキャンパスを「地域の中の一つの拠点」として捉え直し、生徒に分かりやすく伝える経験は、学びを言語化し他者と共有する貴重な実践の場となりました。散策中には自然と会話が生まれ、世代を越えた交流の中で、互いの立場や視点の違いに気づく様子も見られました。

この第1回の講義と大学散策は、その後に行われる防災ワークショップや街歩きといった実践的なプログラムへの導入として位置づけられ、「人と人とのつながり」や「場を共有することの意味」を体感的に理解する土台となりました。