神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミ生が特産の丹波黒枝豆を収穫・出荷作業を行いました

2025/10/21

丹波黒枝豆を収穫する菊川ゼミ生
丹波黒枝豆を収穫する菊川ゼミ生
慎重に調整作業をする菊川ゼミ生
慎重に調整作業をする菊川ゼミ生
選別作業を見守る菊川ゼミ生
選別作業を見守る菊川ゼミ生
作業を終えて記念撮影する菊川ゼミ生
作業を終えて記念撮影する菊川ゼミ生
商品として出荷される黒枝豆の束
商品として出荷される黒枝豆の束

現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミの学生が10月19日、丹波篠山市の就労継続支援B型事業所「たすきファーム」を訪れ、丹波黒枝豆の収穫・出荷作業を行いました。

丹波篠山市は恵まれた土壌・気候・風土から、秋の味覚が豊富です。丹波黒枝豆や丹波栗などを目当てに広範囲から多くの人々が集まります。今年は10月10日に丹波黒枝豆の販売が解禁を迎え、連日多くの観光客が丹波篠山市を訪れています。

6月に菊川ゼミの2〜4年次生が定植し、入門ゼミの1年次生17人を中心に3、4年次生と卒業生の有志も集まり、合計24人で収穫と出荷作業を行いました。今回収穫した「丹波黒」はゼミナールⅠの学生らが定植したもので、今夏の水不足や猛暑を乗り越え、豊作となりました。翌日の20日には本学教職員向けに収穫した黒枝豆を販売し、収益は全額、生産農家に還元し、産地を支援しました。

「たすきファーム」代表の橋元工さんや職員さん、利用者の皆さんから収穫、選別と袋詰めの方法を指導していただき、「農福連携」の大切さも学びながらスムーズに収穫と出荷調整を行うことができました。合計で、45束の黒枝豆、225袋の莢(さや)取り黒枝豆が出来上がりました。

菊川ゼミでは4年間「たすきファーム」と連携し、毎年ゼミ生が現地を訪れ、援農活動を行っています。卒業生も継続的に関わり続けているため、関係人口の創出にも寄与しています。
4年次生の新川裕士さんは、「改めて丹波篠山市の魅力(地域資源)や農業の魅力・課題、『農福連携』について学ぶことができました。今後の卒業研究やゼミ活動に生かしていきたいです」と話しています。