神戸学院大学

現代社会学部

「ひょうごSDGsコンテスト」で現代社会学部・菊川ゼミの学生が優秀賞を受賞しました

2025/10/09

優秀賞に輝いた菊川ゼミ生
優秀賞に輝いた菊川ゼミ生
発表する菊川ゼミ生
発表する菊川ゼミ生
発表する菊川ゼミ生
発表する菊川ゼミ生
製造した堆肥についての質問に答えるゼミ生
製造した堆肥についての質問に答えるゼミ生
表彰式で記念撮影する受賞者
表彰式で記念撮影する受賞者

「ひょうごSDGsフォーラム2025」が10月7日に神戸市中央区のラッセホール開催され、現代社会学部・菊川ゼミ4年次生の新川裕士さん、3年次生の笹谷樹里奈さんと山中悠生さんの3人がプログラムの「ひょうごSDGsコンテスト」団体部門のファイナリストとして取り組みを発表しました。惜しくも最優秀賞は逃しましたが優秀賞を受賞しました。

フォーラムは基調講演、コンテスト ファイナルの発表、SDGs交換会の3部で構成され、初めの基調講演では、国際連合地域開発センター(UNCRD)研究員、浦上奈々氏による「SDGs+Beyond命輝く未来社会~地域の現状を”見える化”し、行動へつなぐ~」と題した講演が行われました。

同コンテストは兵庫県内におけるSDGsの達成に資する取り組みのさらなる活性化を図ることを目的としています。コンテストファイナル(団体部門)では1次審査を勝ち抜いた5団体が発表を行いました。菊川ゼミ生らは、「地域の厄介者を宝に変える 竹資源利活用プロジェクト〜Take Take2〜」というテーマで6分間の発表と2分間の質疑応答を行いました。発表内容は、文系学部が取り組む、地域課題の一つである「放置竹林」を整備、竹資源の有効利用を模索するというもので、これまで県内各地で取り組んできた竹林整備活動や市民への普及啓発活動を紹介しました。

さらに、神戸市西区の花き農家と連携した花壇苗培養土としての竹チップの利用可能性や、牛糞と竹チップを混和して製造したオリジナル堆肥の有効性についても紹介しました。また、「カーボンニュートラル」にも着目し、竹を炭化処理して製造したバイオ炭の炭素貯留量についても言及し、竹林問題から幅広くSDGs活動に展開し、地域資源を循環的に活用する仕組みを構築したいと発表を締めくくりました。

発表した笹谷さんは「本コンテストは、菊川ゼミが展開する活動を知っていただける貴重な機会となりました。また、私たち以外の団体・企業において、新しい技術や多角的な視野から問題解決に貢献されており、学べることが多くありました。本日この場で得た知見を、今後のゼミ活動に活かして、さらなる地域資源の利活用を目指していきたいです」と語っています。