神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミが「(丹波地域)学生等による地域貢献活動推進事業」実施団体に決まりました

2023/06/14

地域貢献活動推進事業の実施団体としてプレゼンテーションの練習をする菊川ゼミ生ら
地域貢献活動推進事業の実施団体としてプレゼンテーションの練習をする菊川ゼミ生ら

現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミ(4年次生12人、3年次生13人)は、兵庫県(丹波県民局)などが募集していた「令和5年度(丹波地域)学生等による地域貢献活動推進事業」の実施団体に決まり、上限20万円(県。丹波篠山市各10万円)の補助金を獲得しました。

「丹波地域で、学生の活力や知恵、経験等を生かした地域活性化を推進するため、自治会などの地域団体と連携して活動する大学生などで構成する団体」の募集に応じました。

菊川ゼミは、農業を通じて障がいのある人の社会参加を進めるために「一般社団法人襷農園」が設立した就労支援施設「たすきファーム」(丹波篠山市小枕)と連携して活動します。近隣の耕作放棄地などを活用して地域特産品の丹波黒大豆などの農作物を施設利用者らと協力して栽培し、丹波黒大豆は大学で教職員向けに販売して知名度アップに貢献します。地域おこしイベントの「第2回丹波篠山山賊ワイルドラン」を企画・運営するほか、「農福連携」や、都市と農村の交流が継続できる仕組みを考えます。

菊川ゼミは2022年度から丹波篠山市をフィールドに、「第1回丹波篠山山賊ワイルドラン」の企画・運営のほか、丹波黒大豆栽培の手伝いなど、農業体験活動を実施しています。今年度も同市の魅力発信と少子高齢化による地域課題の解決を目指して活動を継続する計画で、「地域資源循環システム」の構築を地域に提案しています。

菊川ゼミ生の安井大介さん(3年次生)は、「今回初めて、丹波篠山山賊ワイルドランに関わり、現在企画の立案を行っていますが、前回大会よりさらにレベルアップしたイベントになるように地域と協力して頑張りたいです。また、たすきファームの皆さんとの交流も積極的に行いたいです」と話しています。