現代社会学部
神戸市立宮川小学校「宮川親子防災デー」で防災女子が出前授業を行いました
2022/12/01
11月23日、神戸市立宮川小学校(神戸市長田区)で「宮川親子防災デー」が実施され、防災女子の学生6人が出前授業を担当しました。
当行事は、児童が保護者と共に防災関する体験を通して、命の大切さ・人と人のつながり・災害への備えの大切さなどを考え、宮川小学校区の地域防災について知ることを目的としています。
過去には、現代社会学部社会防災学科の舩木ゼミが出前授業に伺ったこともありましたが、今回はBOKOMIサポーター制度(神戸市消防局)を活用して防災女子にと依頼がありました。
今回担当したのは2学年で、防災女子の学生らは各クラス2人ずつ指導にあたりました。1年生(22人)は「非常時持ち出し袋について考えよう!」、2年生(39人)は「災害時の食について考えよう!」を、いずれも本学のオリジナルカード教材を使って実施しました。
2年生の授業では、3色食品群について説明し、災害時も栄養バランスに配慮した食事が復興期の力になることを伝えました。また、自宅にある食材を赤、黄、緑の3色に分け、栄養バランスを考えました。
1年生の授業では、非常時持ち出し袋について説明し、いざという時に必要なものは何かグループで考え発表しました。
最後に学生が「今日学んだことを家族のみんなにお話しくださいね」と伝えると、児童たちは元気よく返事をしました。
國松万熙さん(現代社会学部3年次生)は「事前にメンバー内で指導案の作成や黒板の板書を練習していましたが、当日、担任の先生から児童への学習の取り組み方・説明に対して、アドバイスいただいたことで、よりスムーズに進めることができました」と話していました。