神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の学生が丹波篠山市で農福連携スタディツアーと「丹波黒枝豆」の収穫・調整・販売を実施しました

2023/10/17

枝豆の調整をする学生たち
枝豆の調整をする学生たち
枝豆の葉取りをする学生
枝豆の葉取りをする学生
農福連携の話を聞く学生たち
農福連携の話を聞く学生たち
収穫した枝豆を運び出す学生
収穫した枝豆を運び出す学生

現代社会学部の菊川裕幸講師と金本佑太実習助手が担当する授業の学生が10月9日から10日にかけて丹波篠山市で「農福連携スタディツアー」と黒枝豆の収穫、調整を行いました。昨年度に引き続き本学教職員を対象に販売し、丹波篠山の旬の味覚を楽しんでもらうことができました。

農福連携とは、障がい者に農業現場で働いてもらうことで、社会参加の促進ととともに農業労働力の確保にもつなげる取り組みです。丹波篠山市で農福連携に取り組む「襷(たすき)ファーム」を訪ね、橋本工代表による事例紹介を聴講しました。学生たちは農作業の苦労を実感し、福祉との連携の重要性を学びました。

黒枝豆は6月に菊川ゼミの2年次生が黒大豆の苗を農地に植え付けました。今年は夏季の降雨が少なく、丹波篠山全体で莢(さや)のふくらみに不安の声が地域で聞かれましたが、何とか商品にすることができました。

ゼミナールⅣの学生10人、現代社会実習ⅡBの学生5人と入門ゼミナールⅡの学生20人が、成長し大きく実った黒枝豆を収穫しました。収穫、調整の作業は約5時間かけて実施しました。ポートアイランド第1・有瀬の両キャンパスを合わせて、約300袋、60束の注文があり、丁寧に選別された約150キロの黒枝豆を17日に販売しました。黒枝豆を食べたことがない、農作業経験がないという学生が大半でしたが、実習が始まると集中して作業を行い、無事に販売予定数を確保することができました。