神戸学院大学

現代社会学部

防災女子が兵庫区の大型児童施設「こべっこランド」で開催された防災イベントに出展しました

2023/10/17

ポリ袋調理の説明をする学生
ポリ袋調理の説明をする学生
ブース出展の様子
ブース出展の様子
イベントに参加した防災女子の学生
イベントに参加した防災女子の学生

10月8日に、神戸市大型児童施設「こべっこランド(兵庫区)」で開催された、防災・減災イベント「ぼうさいラリーにチャレンジ!」に、現代社会学部 社会防災学科の女子学生有志のグループ「防災女子」がブースを出展しました。

当日は施設全体で3000人の参加者が来館し、防災女子のブースにおいても225人の方が訪れました。

この企画は、阪神・淡路大震災を経験した神戸で、防災・減災について学び備えるきっかけをつくることを目的に開催され、当日は防災・減災の啓発ならびに教育に携わる団体や教育機関、行政、マスコミ、企業から7団体し、ワークショップや展示などさまざまな体験イベントを実施しました。

防災女子からは、國松万熙さん(同4年次生)、稲塲未紗さん、山室亜衣さん(同3年次生)、安福瑞希さん、中井亜胡さん(同2年次生)、中田愛香さん、黒田光夏さん、梶本茉千乃さん(同1年次生)の8人が参加。ブースでは「わかめごはん」と「米粉の蒸しパン」の2品の「ポリ袋調理レシピ」の試食を提供した他、家庭備蓄啓発の動画上映と教材展示を行いました。

試食を楽しんだ来場者からは、ポリ袋で調理したご飯の美味しさに驚き、「ポリ袋でこんなにおいしいごはんができるなんて驚きました」等の感想が寄せられました。

子どもや保護者の様子を前に、黒田さんは「昼食後だったにもかかわらず、お子様が美味しそうに食べていた様子が印象的でした。保護者の方からも 『蒸しパンは子どものおやつに良さそう』とのお声をいただき、災害時だけではなく 『日常でも作ってみよう』と思っていただけてとても嬉しかったです」と話しました。

イベントを終えた防災女子代表の國松さんは、「お子様、親子連れを対象とした試食イベントは私にとって初めてだったのですが、子どもたちにも分かりやすい伝え方を意識しました。来場者の方に『炊飯器なしでご飯が炊けるんですね』等の感想をいただき、災害食に関心をもってくれたことを嬉しく思います」と晴れやかな表情でした。