社会リハビリテーション学科の金井講師と学生有志がオリジナル競技を考案し、たつの市で開催された「らくスポ」に参加しました
2026/10/02
総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の金井謙介講師と学生有志が、9月26日、たつの市役所で開催された「らくスポ」(たつの市版ユニバーサル「らく(楽)スポーツ」イベント)に参加しました。
「らくスポ」は、「楽しむことをバリアフリーに!」を合言葉に、みんなで考えた同市オリジナルのユニバーサルスポーツの体験を通じて、多様性や障害の理解を楽しみながら学び、平時の配慮に繋がる共生社会をめざしたイベントです。
参加したのは同学科の学生13人で、3年次生の野村美咲さん、松尾采苗さん、石井美愛さんを中心に、総合リハビリテーション学会の研究・活動助成を受けてオリジナル競技を考案し、ミーティングを重ねて準備を進めてきました。当日は10人のサポート学生も加わり、設営や競技の運営を行いました。
学生が考案したのは、車いす使用者が買い物で経験する困りごとをテーマに、参加者の市民や子供たちにその困りごとを体験してもらい、必要な配慮や工夫について知ってもらう競技で、「レッツ・ショッピンGoooood!」と名付けました。
今回は日常生活の「おつかい」という場面を設定しました。参加者に受付でおつかいリストのくじを1枚引いてもらい、リストの商品をかごに取ってゴールに向かってもらいます。ゴールすると「らくスポカード」を1枚渡します。このカードには競技のルールと必要な物、知ってほしいこと、必要な配慮や工夫などが書かれており、文面も学生が考えました。参加者はカードを持ち帰って、家や学校などで競技を再現することもできるようになっています。
あいにくの雨天になったことや、他の参加団体との調整で準備していた競技を一部変更しましたが、みんなで意見を出し合って臨機応変に対応することで、結果的に良い競技にすることができました。
約70組140人の皆さんに体験していただき、「楽しかった」「トイレットペーパーが意外と重かった」「棚の奥にあるペットボトルが取りにくかった」「かごに入れるのが難しかった」などの感想が寄せられました。何度も体験しに来てくれる子供もいて、「来年もやってほしい!」とのエールに考案した学生は感激していました。
参加した学生の感想は以下の通りです。
【野村美咲さん】
初めて神戸学院生として参加した「らくスポ」では、学生同士で限られた時間の中で意見を交換し、深め合い本番に向けての準備を重ねてきました。本番前日は雨天の影響により、急な変更もあって不安がありましたが、コアメンバーや当日ボランティアの方々のおかげで、イベントを楽しく終えることができました。参加者の方から「来年もぜひ来てほしい」といった温かいお言葉をたくさんいただき、大きな達成感と喜びを感じました。準備の中で、忙しさや大変さを感じることもありましたが、それ以上に多くの学びや人との繋がりを得ることができ、大変嬉しく思い出に残る経験となりました。
次年度以降も「らくスポ」が継続して開催されるよう、学んだことや経験を後輩たちへ引き継いでいきたいと思います。
【松尾采苗さん】
昨年から会議を重ねるなど、自分たちでイベントを作ることは想像していたよりも難しいと感じました。また日頃から福祉を学んでいても障害を持つ人の気持ちに寄り添うことは難しく、どうすれば多くの人に障害や障害を持った人への配慮を理解してもらえるかという点にとても苦戦しました。
当日はあいにくの雨で、コースの形式が変更になり大変でしたが、話していたコースが形になってたくさんの人に楽しんでもらうことができたことを嬉しく思います。
これからも、たくさんの人が障害への理解を深められるよう自分も精進していきたいです。
【石井美愛さん】
昨年の秋頃から何度も会議をして話し合ったりして学生主体で進めてきた「らくスポ」が、無事に成功してよかったです。当日が雨ということで前日に内容を変更することになるなど、直前まで不安はありましたが、始まってみれば運営側の自分たちも、当日に参加してくれたボランティアの学生も、イベントに参加してくださった方も、みなさんが楽しんでくれていて頑張ってよかったなと思いました。今回学んだことをほかの活動にも生かしたいです。
「らくスポ」のサンテレビニュースはこちら(社会リハビリテーション学科の学生たちも途中で撮影してもらっています)
