神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

社会リハビリテーション学科の香山ゼミ生2人が茨木市権利擁護相談センターの講座に参加し、「1人で抱え込まない」支援の方策について考えました

2026/08/21

記念撮影する香山講師(前列左から4人目)とゼミ生2人(同5、6人目)
記念撮影する香山講師(前列左から4人目)とゼミ生2人(同5、6人目)
ゼミ生の発言を聴く香山講師
ゼミ生の発言を聴く香山講師
ゼミ生の発言を聴く香山講師
ゼミ生の発言を聴く香山講師
登壇した香山講師(右)
登壇した香山講師(右)

総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の香山芳範講師が8月14日、茨木市役所の権利擁護相談センターで開催された関係機関向け講座で講師を務め、香山ゼミ4年次生の中村陽奏さんと播本若葉さんが参加しました。

権利擁護支援における「シャドーワーク」をテーマに、支援者が本来の業務として明確に位置づけられていない支援を抱え込んでしまう状況や、その背景について香山講師と一緒に学びました。また、事前アンケートの結果や具体的な事例をもとにしたグループワークを通して、必要な支援を1人の支援者に集中させるのではなく、支援内容を整理し、組織や関係機関で役割を分担することの重要性について考えました。

さらに、「支援を切らない。しかし、1人には背負わせない」という考え方を基本に、必要な支援を六つの機能に分け、さらに本来業務、組織的サービス、他機関につなぐ業務、権限がなく対応困難な業務という四つの区分から整理する方法が示されました。

学生2人は、現場で働く支援者の意見にも触れながら、制度や業務の枠組みだけでは捉えきれない支援の実情について理解を深めました。学生たちは、「現場の支援には支援者の善意によって支えられている部分があることを知ったうえで、「善意に依存するのではなく、継続的に支援を届けるためには、基盤となる仕組みを整えていくことが大切だと感じました」と振り返りました。座学だけでは知ることのできない現場の実情に触れ、支援のあり方について考える機会となりました。

香山講師は「今回の講座への参加を通して、学生たちは、必要な支援を継続しながらも支援者個人の抱え込みを防ぎ、組織や関係機関、地域の仕組みの中で支えていくことの大切さを学びました。現場の支援者との意見交換や事例検討から得た学びを、今後の学修や福祉実践について考える機会につなげていきます」と話しています。