神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

有瀬キャンパスで人権問題講演会を開催しました―「配慮する力」から考える共に生きる社会―

2026/01/22

人権問題講演会に参加した学生ら
人権問題講演会に参加した学生ら
「人権とは何か」の問いについて考えた参加者ら
「人権とは何か」の問いについて考えた参加者ら

本学の人権問題委員会同和問題部会が1月19日、講義の間の昼休みを利用して有瀬キャンパスで、人権問題講演会を開催しました。

総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の香山芳範講師がセミナーの講師を務め、各学部の学生や教職員を対象に「人権に『配慮する力』 ― 多様な価値観や背景を尊重しながら共に生きる力について考える ―」をテーマに講演しました。

■「人権」を態度として考える
まず、「そもそも人権とは何か」という基本的な問いから始めました。香山講師は、人権を単なる法律や制度の知識として捉えるのではなく、日常の人間関係の中でどのような態度を取るかという視点が重要であることを強調しました。人権とは「相手の願望に関心を向けること」というメッセージが特に参加者の印象に残りました。

人はそれぞれ異なる価値観や背景、願いを持っています。その違いを前提に、相手の思いや願望を知ろうとする姿勢こそが、人権への「配慮する力」につながることが、具体例を交えて分かりやすく説明されました。

■体験的なワークで「配慮する力」を実感
講演会の後半では参加型のワークも行われました。学生同士で「相手の願望を言語化して聴く」ことを意識しながら対話を行い、相手を理解しようとする姿勢が関係性を変えることを体感しました。

「人権=難しいもの」というイメージが、「日常のコミュニケーションで実践できる力」へと変わったという声も多く聞かれました。

■学びを今後の学生生活へ
本講演会は、人権を抽象的な概念として学ぶのではなく、自分自身の行動や人との関わり方を見直すきっかけとなりました。「今後も、専門的知識だけでなく、他者と共に生きる力を育む学びを大切にしながら、さまざまな機会を提供していきます」と香山講師ら教職員は話しています。