社会リハビリテーション学科大塚ゼミとSOMPOケアの共同企画「第6回子ども食堂」を開催しました
2025/07/14
総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の大塚美和子教授のゼミとSOMPOケアの共同企画による「第6回子ども食堂」を7月12日に有料老人ホームSOMPOケアラヴィーレ神戸伊川谷で開催しました。
今回のテーマは、「大学生と遊ぶわくわく食堂~みんなあつまれ!きらきら笑顔とわくわく夏祭り~」で、大塚ゼミの3年次生が制作した射的、金魚すくい、ヨーヨー釣りを使って入居者と地域の子どもたちが一緒に楽しい時間を過ごしました。
冒頭のホーム長の挨拶の後、プログラムのアイスブレイクとしてドラえもん音頭やエビカニクスという歌に合わせてみんなで一緒に踊ったり手拍子をしたりしました。その後、入居者と地域の子どもたちがグループを作り、得点を競いながらそれぞれのゲームを楽しみました。
事前の打ち合わせの会議で、車椅子の方や歩行が困難な入居者の方もいることを考慮して、参加者が移動するのではなく、遊びを担当する学生側が場所を移動することに決め、入居者の方が全ての遊びを楽しんでもらえるように工夫をしました。
午前中のプログラムを終えた後、ナポリタンスパゲッティ、にんじのポタージュスープ、エビとブロッコリーのサラダ、バナナの昼食を美味しく食べました。これまでの子ども食堂では、入居者の方と子ども達、学生が分かれて食事をしていましたが、今回は少しでも参加者間の交流が深まるように、全員が一緒に食事をする機会をつくりました。参加者の皆さんは会話を楽しみながら食事をしているようでした。
今回の子ども食堂の企画を担当している3年次生は昨年よりも少人数であること、入居者と子どもの交流を深めるためには相当数の学生スタッフが必要であることから、今回は大塚ゼミ以外の2年次生がボランティアとして参加しました。また、社会リハビリテーション学科の藤田裕一准教授も応援として参加し、プログラムをサポートしました。
大塚ゼミとSOMPOケアの共同企画は3年目に入り、協働のスタイルがある程度確立されてきています。企画の1か月前からSOMPOケアとの合同会議を行い、学生が作成したチラシを長坂小学校の学童保育で配布し、広報しています。地域のつながりが徐々に広がっていくことを実感しており、この活動が少しでも地域社会への貢献になればと願っています。
次回の第7回子ども食堂は11月下旬に開催する予定です。