神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

社会リハビリテーション学科の1年次生2人が「宍粟市成年後見制度運営推進協議会」の会議に参加しました

2025/08/07

会議で発言する野口心優さん(左)と藤本穂花さん(右)
会議で発言する野口心優さん(左)と藤本穂花さん(右)

総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科1年次生の野口心優さんと藤本穂花さんが8月4日、同学科の香山芳範講師とともに宍粟市役所で開かれた「宍粟市成年後見制度運営推進協議会」の設立後初の会議に参加しました。

この協議会は、判断能力が不十分な方々の生活を地域で支えるため、市民後見人の養成や支援体制づくり について関係者が話し合う場です。宍粟市では、市民が主体となり、専門職と連携して本人の意思を尊重した支援を行う「市民後見人」の取り組みを進めています。

宍粟市福祉相談課の中川真実子係長から制度や活動方針などについての説明があり、香山講師が補足説明したり、活動についての講評を述べたりしました。

参加した2人の学生は「このような制度があることを初めて知りました。 自分の身近な家族や周囲の人にも伝えていきたいと思います」と感想を述べました。

さらに会議終了後には、権利擁護の問題に詳しい中川係長と、明石市後見支援センターの水口貴仁センター長から、権利擁護支援の実際や市民後見人の役割について、学生らは個別に話を伺う機会に恵まれました。

香山講師は「将来、地域福祉を担う学びの一環として、制度の現場に触れる貴重な経験となりました。今後も、学びを通じて『地域で支え合う仕組み』を考えていきます」と話しています。