神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

社会リハビリテーション学科の奥西栄介教授が日本ケアマネジメント学会の第25回研究大会長を務めました

2026/06/18

大会長として講演する奥西教授
大会長として講演する奥西教授
開会式であいさつする奥西教授
開会式であいさつする奥西教授

一般社団法人日本ケアマネジメント学会の第25回研究大会が5月23、24両日、福井市内で開かれ、総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の奥西栄介教授(福井県立大学名誉教授)が大会長を務めました。

同学会は2001年に発足し、会員数は約2600人で、日本老年学会を構成する七つの学会の一つです。大会テーマは「暮らしを耕すケアマネジメント~福井の國から、いのち・日常・環境にかかわるケアマネジャーの仕事を考える~」としました。農の営みのように、ケアマネジャーは、人の暮らしと地域社会を地道に、丹念に耕していく仕事であるというメッセージを「暮らしを耕す」というテーマに込めました。ケアマネジャーをはじめ介護に関わる人が、介護される人の「できないことをできるようにする」、「できないことを減らす」ことばかりに焦点を当てるのではなく、その人の人生の物語や価値観、大切にしてきた習慣、誇り、地域との関係性に目を向けるケアマネジメントを実践するという趣旨です。

大会には両日で約900人のケアマネジャー(介護支援専門員)や研究者らが参加し、大会基調講演、教育講演、特別講演をはじめ、11のシンポジウム、二つのワークショップ、63の口頭発表とポスター発表がありました。

奥西教授は大会長講演で、「ケアマネジメントはその人らしい生活の質の向上を支援する仕事です。ケアマネジャーは、単にサービスを調整するのでなく、本人の思いや強みを丁寧に掘り起こし、家族や地域資源と結びつけながら生活の基盤を整えていく専門職です。ケアマネジメントは、他者との満ち足りた関係を維持しつつ、地域社会とのつながりを実感し得る、豊かな人々の暮らし、地域共生社会を地道に耕すプロセス」と述べました。

大会では、人の生活を支えるケアマネジメントの本質、そして、ケアマネジャーの仕事のあり方について、多面的に熱心な議論が展開されました。大会の詳細はこちら