総合リハビリテーション学部の九十九准教授が 神戸マラソン2025個人ボランティアリーダー研修会で講演しました
2025/09/05
11月16日に開催される「神戸マラソン2025」の実施に向けて8月30日に「神戸マラソン2025個人ボランティアリーダー研修会」がポートアイランド第2キャンパスで実施され、総合リハビリテーション学部の九十九綾子准教授が講演しました。
研修会は、ランナーを効果的に支援するために統率力の高いボランティアリーダーを育成することを目的として、神戸マラソン実行委員会事務局が実施しています。今回は、神戸マラソンに初めてボランティアリーダーとして参加する方や、リーダー経験のある希望者を対象に行われ、25人が参加しました。
冒頭ではアイスブレイクとして、参加者同士でペアになり、現在の自分の状態について10点満点で評価し、理由を話し合うワークを行いました。参加者は状態が良く高い点数が多い結果となりましたが、九十九准教授は「一緒にボランティア活動をするメンバーの中には、さまざまな状態の人がいる。そうした状況を理解し、メンバーの状態を観察することも大事」と話しました。
続いて、グループワークを行いました。6人ほどのグループの中でリーダーを1人選出。その後別室に集合し、リーダーにはワークの留意点が伝えられました。
テーマに基づく話し合いが終了した後に、リーダーの働きについてメンバーに尋ねると「少数の意見を見逃さず話を広げてくれた」「責任感を持ってまとめてくれた」などの意見があがりました。
また、九十九准教授がリーダーの役割について説明し、「ボランティアリーダーは存在するだけでメンバーに安心感を与える。無理にリーダーシップを取らなくても大丈夫」と伝えました。
最後にコミュニケーションの技法などを紹介し、研修会は終了しました。
参加者は積極的に話し合ったり、熱心にメモを取ったりするなど、ボランティア活動に向けて知見を深めていました。