神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

総合リハビリテーション学部の松原貴子教授が新型コロナウイルス感染症罹患後の疼痛緩和に運動療法が有効であることを日本疼痛学会で報告しました

2023/01/24

運動療法の可能性を日本疼痛学会で発表する松原教授
運動療法の可能性を日本疼痛学会で発表する松原教授
学会で報告する松原教授
学会で報告する松原教授

総合リハビリテーション学部の松原貴子教授が昨年12月2~3日に岐阜市の長良川国際会議場で開催された「第44回日本疼痛学会」で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後の慢性疼痛を緩和する運動療法の有用性について報告し、その内容が医療関係者向けの専門誌(電子版)「Medical Tribune」に1月24日付で紹介されました。

松原教授は昨年後半から厚生労働省「新型コロナウイルス感染症診療の手引き 罹患後症状のマネジメント編集委員会」の執筆に協力し、その担当分野について学会招聘講演しました。演題は「COVID-19後の慢性疼痛に対する運動療法の可能性―COVID-19罹患後症状と不活動による慢性疼痛対策としての運動」でした。

松原教授への取材記事「コロナ罹患後疼痛に運動療法が有効」はこちら(会員登録が必要)

COVID-19の発症、疼痛緩和の機序(仕組み)、具体的な筋肉増強の方法などについて紹介されています。記事の中で松原教授は、重症例については、まず筋力増強を図り、軽快し筋肉量が増加した後で有酸素運動に移行するのが良いと指摘しています。