神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

作業療法学科の田代講師が スマートフォンで呼吸機能を可視化するアプリ 「Respi Checker」を開発・公開しました

2026/04/02

呼吸リハビリテーションおよび腹部運動(腹部隆起量)に関する研究の基礎実験をするゼミの学生
呼吸リハビリテーションおよび腹部運動(腹部隆起量)に関する研究の基礎実験をするゼミの学生
アプリの画面
アプリの画面
アプリのダウンロード画面(左)とアプリPR用の画像
アプリのダウンロード画面(左)とアプリPR用の画像

総合リハビリテーション学部作業療法学科の田代大祐講師は、スマートフォンを用いて呼吸機能を簡便に測定・可視化できるアプリ「Respi Checker(レスピチェッカー)」を開発し、App Storeにて公開しました。
(ダウンロードページはこちら ※iPhone・iPadからのみダウンロード可)
 
本アプリは、スマートフォンの内蔵センサー(ジャイロセンサー)を活用し、腹部の動きを計測することで呼吸状態を数値化する新しい評価手法を提供します。従来、呼吸機能の評価にはスパイロメーターなどの専用機器が必要でしたが、本アプリではスマートフォンを腹部に当てるだけで測定が可能となり、誰でも手軽に呼吸状態を確認することができます。 

■開発の背景
近年、ストレスや生活習慣の変化により「浅い呼吸」が問題視される一方で、日常生活の中で呼吸機能を客観的に把握する手段は限られていました。
田代講師はこれまで、呼吸リハビリテーションおよび腹部運動(腹部隆起量)に関する研究を進めており、その知見を基に「専門機器がなくても呼吸を評価できる仕組み」の実現を目指し、本アプリの開発に至りました。
また、本アプリの開発にあたっては、過去4年間にわたりゼミ学生とともに基礎データの収集・分析を行い、その研究成果を基盤として設計・構築されています。

■アプリの特徴
・スマートフォンを腹部に当てるだけの簡便な測定方法
・腹部隆起量および収縮速度から呼吸機能を数値化
・努力肺活量(FVC)や肺活量(SVC)に関連する指標の推定
・測定結果のフィードバックおよび経時的な変化の可視化
・呼吸トレーニング機能(1分・3分・5分)を搭載

本アプリは、呼吸機能のセルフチェックだけでなく、継続的な呼吸トレーニングの支援にも活用可能です。

■活用が期待される分野
・医療・リハビリテーションにおける評価および訓練支援
・在宅医療・地域リハビリテーション
・健康経営における社員のコンディション管理
・ヨガ・呼吸法トレーニングにおけるバイオフィードバック

■今後の展望
現在、本アプリの測定精度に関する信頼性・妥当性の検証を進めており、今後はウェアラブルデバイスとの連携や基準値の整備など、さらなる機能拡張を予定しています。
You Tubeにアップされた本アプリのPR動画はこちら
アプリ紹介のポスターはこちら