神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

社会リハビリテーション学科の香山講師が宍粟市での研修会で成年後見制度について講演し、学生らも参加しました

2025/06/18

発言する森岡さん(右端)と播本さん(左隣)。前方中央は香山講師
発言する森岡さん(右端)と播本さん(左隣)。前方中央は香山講師
発言する播本さん(右から2人目)と森岡さん(右隣)
発言する播本さん(右から2人目)と森岡さん(右隣)
記念撮影する参加者ら
記念撮影する参加者ら
宍粟市の民生委員・児童委員ら約170人が出席した研修会
宍粟市の民生委員・児童委員ら約170人が出席した研修会

宍粟防災センター(宍粟市山崎町)で6月12日、山崎民生委員児童委員協議会研修会が開催され、社会リハビリテーション学科の香山芳範講師が「本人らしい生活を支える -成年後見制度と社会福祉のまなざし-」をテーマに講演しました。

宍粟市内の民生委員・児童委員、協力委員など約170人が参加しました。香山講師は制度の基本から、地域での具体的な支援事例(花さんのケース)までを取り上げ、「制度をどう生活に活(い)かすか」を共に考える時間となりました。

後半には班ごとの意見交換も行い、「自分たちにできる支援は何か」「制度と地域資源をどうつなげるか」など、活発な話し合いが行われました。難しいと敬遠されがちな制度ですが、「わかりやすく、楽しく学べた」との声が多く寄せられました。

また、社会リハビリテーション学科2年次生の播本若葉さんと森岡大智さんが参加し、地域の実践に直接触れる貴重な機会となりました。播本さんは「大学の授業だけでは得られない現場の声や温かさに触れられ、大変貴重な経験だった。今後の学びや実習に活(い)かしていきたい」と感想を語りました。森岡さんも「民生委員や地域住民の果たす重要な役割について、宍粟市の具体的な事例を通じて深く学ぶことができました。特に、事例での民生委員の役割が地域にもたらす大きな効果に驚き、その存在の大きさを実感しました。初めて民生委員の方々と直接関わり、地域への思いや支援の在り方を知ることができたことは、大変貴重な経験でした。今回の学びを今後に活かしていきたいと思います」と感想を語りました。。

「地域共生社会の実現に向けて、今後も制度と暮らしをつなぐ実践に取り組んでいきます」と香山講師は話しています。