神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

大学院総合リハビリテーション学研究科の院生らが明石市で成年後見制度の運用状況などについて責任者から説明を受けました

2025/05/14

明石市後見支援センターの水口センター長(左)から説明を受ける大山さん
明石市後見支援センターの水口センター長(左)から説明を受ける大山さん
明石市福祉局の谷野次長(左)から説明を受ける大山さん
明石市福祉局の谷野次長(左)から説明を受ける大山さん
説明後に記念撮影する香山講師(後列)、(前列左から)谷野次長、大山さん、水口センター長
説明後に記念撮影する香山講師(後列)、(前列左から)谷野次長、大山さん、水口センター長

大学院総合リハビリテーション学研究科修士課程の大山明美さんと総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の香山芳範講師が5月8日、明石市社会福祉協議会を訪問しました。2人は弁護士資格を持つ明石市福祉局の谷野智彦次長と明石市後見支援センターの水口貴仁センター長から、同市における成年後見制度の運用状況や権利擁護支援の取り組みについて説明を受けました。

香山講師によると、明石市は成年後見制度が全国的に整備される以前から、市民の権利擁護を重視し、先進的な取り組みを積み重ねてきた地域です。「誰ひとり取り残さない福祉」を目標に、地域住民にとって「安心して暮らせるまちづくり」を支えるための実践として権利擁護の取り組みが位置づけられていました。

詳しい説明を受けた大山さんは、「認知症や精神疾患のある方にとって、成年後見制度はとても大切なものだと分かりました。同時に、他者の財産を預かる責任の重さも実感しました。私たち作業療法士が関わる方々は地域で暮らしておられますので、もっと地域に出向いて、まちのことや専門職の皆さんと関わりを深める必要があると感じました」と話していました。

香山講師は「今後も現場に学びながら、制度と地域、そして市民をつなぐ実践を積み重ねていきます」と話しています。

明石市後見支援センターについての詳細はこちら