神戸学院大学

心理学部

本学の子育てサロン「まなびー」が「ひょうご子育て応援賞」を受賞しました

2023/11/30

片山安高副知事から表彰状を受け取る心理学部の村井教授
片山安高副知事から表彰状を受け取る心理学部の村井教授
表彰状を手に記念撮影する参加者ら(前列右から3人目が村井教授)
表彰状を手に記念撮影する参加者ら(前列右から3人目が村井教授)
ひょうご子育て応援賞の表彰状
ひょうご子育て応援賞の表彰状

兵庫県は11月27日、今年度の「ひょうご子育て応援賞」表彰式を神戸市中央区の県公館で行い、本学の子育てサロン「まなびー」(代表:道城裕貴・心理学部教授)などが表彰されました。

表彰を受けたのは1企業、7団体。少子対策や子育て支援で優れた取り組みのあった団体などが対象です。式典には運営主体の心理学部を代表して村井佳比子教授が出席し、齋藤元彦知事名の表彰状を受け取りました。表彰者全員で記念撮影し、兵庫大学看護学部の森田惠子教授の記念講演がありました。

「まなびー」は当時の人文学部人間心理学科の教員らが2011年から週1回のペースで開いてきた子育てサロンをベースに2014年10月、神戸市子育て支援拠点事業に参画して開設されました。火曜から木曜まで週3日間の午前10時から午後4時まで、有瀬キャンパス14号館3階プレイルームで安全に子どもたちを遊ばせながら保護者同士の交流やコミュニティ作りができる広場として活動しています。対象は就学前の乳幼児とその保護者です。子育ての知識と経験のある専任の見守りスタッフ2人を配置しています。水曜午後は心理学部の学生や教員による特別プログラムを予約制で実施することもあります。利用は無料です。

表彰された取り組みとして、まず地域の子育て家庭への支援が挙げられ、「ソーシャルネットワークの構築や親のストレス軽減につながっている」と評価されました。さらに、年齢に応じた特別プログラム提供(子育てを行う親への仲間作りの場)が「子どもの健やかな成長につながっている」と、評価されました。

村井教授は「孤立を防ぐための保護者の方々の居場所になればいいと思っています。一方、学生にとっては子どもたちの成長を見守ることで良い勉強にもなっています。受賞を機にさらに活動を充実させていきたいです」と話していました。

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