美術部鷗風會が子ども向けの顔出しパネルを作成し、明石市の稲爪神社に奉納しました
2026/03/31
美術部鷗風會が3月13日、有瀬キャンパスに近い稲爪神社(明石市大蔵本町)に伝わる由緒に基づく顔出しパネルを子ども向けに制作して奉納しました。
地域と連携して研究活動している「地域研究センター」研究員を務める人文学部の矢嶋巌教授が菅谷誠夫宮司からの要請を受けて、神社の由緒にも伝えられている推古天皇の時代に異国からわが国に襲来したという伝説の鉄人の顔出しパネルの制作を美術部に依頼し、2023年3月に奉納しました(当時のホームページ記事はこちら)。
このパネルは大人の「顔出し」を想定して制作していましたが、子どもに人気があるため、菅谷宮司から矢嶋教授に今度は子ども向けのデザインで美術部に作ってもらえないかと再び依頼がありました。
矢嶋教授が学生支援センターを通じて美術部鷗風会部長(当時)の安井葵咲さん(新年度から心理学部4年次生)に相談したところ部として快諾し、多数の部員の協力でパネルが完成。襲来したという不死身の鉄人は「てっちー」、退治したという伊予守の小千益躬は「おっちー」として子どもにも親しみやすい絵と名前で描き、神社の秋の例大祭で行われる「牛乗り神事」に登場する牛も右端に配した。
安井さんのほか、現部長の大橋美紀さん、田中もえさん、成瀬照真さん(いずれも新年度から人文学部3年次生)が奉納に訪れ、翌日の稲爪保育園の卒園式で園児が顔を出して記念撮影できるように、菅谷宮司と氏子の皆さんが境内に設営しました。
安井さんは、「どんなデザインにしたら稲爪神社にピッタリなパネルになるかを考えるのがとても難しかったですが、納得いくデザインになるよう、みんなで黙々と作業した時間が楽しかったです。喜んでいただいて良かったです」と話していました。
また、安井さんから部長を引き継いだ大橋さんは、「制作過程では、部員同士の意見のすり合わせや作業分担に苦労する場面もありましたが、試行錯誤を重ね、完成させることができ、達成感を強く実感しました」と話していました。
2023年に引き続いて美術部と稲爪神社の間を取り持った矢嶋教授は、「子どもが喜びそうな鉄人と武人のゆるいイラストと、アートな雰囲気の牛の姿の対比が面白いと思いました。本当に良かったです」と述べました。
地域研究センターの記事はこちら


