神戸学院大学

グローバル・コミュニケーション学部

GC学部の中西のりこ教授らの研究チームがオランダのラドバウド大学で研究発表を行いました

2025/08/26

日本からの参加者と記念撮影する中西教授(後列中央)
日本からの参加者と記念撮影する中西教授(後列中央)
第1発表者の東京大学大学院生は学生論文賞にノミネート
第1発表者の東京大学大学院生は学生論文賞にノミネート

グローバル・コミュニケーション学部の中西のりこ教授が8月23日、共同研究者の峯松信明教授(東京大学大学院)らの研究チームとともに、オランダのヘルダーラント州ナイメーヘンにあるラドバウド大学で研究発表を行いました。

発表タイトルは Mutual Shadowing among Speakers of World Englishes and Its Application to Investigating the Influence of Accents on Listening Fluency(世界各国の英語話者間の相互シャドーイングと、アクセントが聴取の流暢性に与える影響の調査への応用)。世界英語話者同士のシャドーイングを用いて、アクセントの差が聞き取りの困難さに与える影響を数量的に分析した研究です。

結果として、聞き取りの困難さは主に音素的なずれに左右される一方、リズム的特徴の差も無視できない影響を持つことが示されました。第1発表者は東京大学の大学院生で、最終的な受賞には至りませんでしたが学生論文賞にノミネートされました。

中西教授は25日にオランダから帰国後、早稲田大学で開催される大会で、さらに二つの研究発表を行う予定です。