グローバル・コミュニケーション学部の中西のりこ教授が体験型公開講座「ミッフィーで学ぶ ことばのリズム ~自分だけのおはなしを作ろう~」を実施しました
2025/10/20
グローバル・コミュニケーション学部の中西のりこ教授が、10月11日に体験型公開講座「ミッフィーで学ぶ ことばのリズム ~自分だけのおはなしを作ろう~」をKOBE Co CREATION CENTERで実施しました。当日は小学1~2年生の親子4組11人が参加し、グローバル・コミュニケーション学部1年次生の藤野陽香さん、渡邊真優さんの2人がサポートを務めました。
本学では大学の教育を社会に還元することや、地域の人々の生涯学習に積極的に関わることを目的に、知識や理論を身につける講義と実習や体験等を組み合わせた体験型の公開講座を開講しており、今回は「秋の体験型公開講座」の第2回目として企画しました。
はじめに、ディック・ブルーナのえほんの特徴として、ミッフィーたちがいつも読者に目を向けていることや絵本に使っている色は6色のみであること、使う言葉は韻を踏んでリズム感があることを、子どもたちと朗読しながら確認しました。
次に、絵だけが描かれた「じのないえほん」を使って、想像力を膨らませながら使える言葉を付箋に書き出していきました。中西教授から「日本語の絵本をつくる時は、音の数を工夫することで心に残る」とアドバイスを受けながら、子どもたちは自分だけの絵本づくりに夢中になっている様子でした。また、子どもたちは自分が考えた言葉が、韻を踏んでリズムよく読むことができるととても嬉しそうでした。
最後に全14ページのスライドを振り返りながら、同じ絵を見ても、それぞれ思いつく言葉が違うことを学び、イベントを終了しました。
参加者は、「韻を踏んでいることを教えていただき、今後の読み聞かせの時に役に立ちそうだと感じました。子どもも楽しそうで嬉しかったです」などの声を寄せました。
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